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四季の花

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12月   ポインセチア


12月 ポインセチア

イラスト:朝生ゆり子
文:藤沼裕司
クリスマスを華やかに飾る鉢花
トウダイグサ科の常緑低木で、原産地はメキシコ。名前は19世紀前半にこれをアメリカ人、J.R.ポインセットが、母国に紹介したことにちなむ。和名は猩々木(しょうじょうぼく)、明治時代に渡来した。高さ5~7mになり、熱帯では生垣や庭木、公園樹として利用されている。花弁や色づいた葉のように見える部分は、苞(ほう)といわれる部分で、寒さが募り日が短くなると色づいてくる。本当の花はその真ん中にあり、小さく目立たないが、成熟すると甘い蜜をたくさん分泌する。日本では室内に置き鉢植えや切り花で楽しむ。見頃は11~3月。

近年、アメリカを中心にドイツやノルウェーで飛躍的に改良が進み、草姿がよく丈夫、色彩も赤を基本に、白の濃淡、クリーム、ピンクに、斑状や霜降り状の模様が入る品種などが開発され店頭を賑わせている。冬に色づくため、いつの頃からかクリスマスの花として扱われるようになったが、寒さを避けてよく日に当て適度に水を与えるなど、きちんと管理すれば年が明けて以降も長く楽しめる。