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農林水産省

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特集1 竹のおはなし(4)

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暮らしの中に竹細工のぬくもりを


竹で作られた製品には、プラスチック製品などにはない繊細な美しさとぬくもりがあります。
ていねいに扱えば末長く愛用できる天然素材の品々は、日々の暮らしに安らぎを与えてくれます。

加工用の竹になるまで
竹細工などに加工する竹は、成長しはじめてから3年以上経った竹を使います。一般的には5~7年の竹。伐採は竹が活発な動きをやめ、内部の水分が減る秋から冬に行います。その後、数カ月間、自然乾燥させ、加熱して竹の水分と油分を抜く作業に移ります。

それを天日にさらすこと数週間。短くても1年はカビが生えないように保管しながら乾燥させます。用途によっては2~5年かけて、さらに乾燥させる場合もあるそうです。こうして順次出荷された竹がさまざまな製品に姿を変えていきます。

熟練の技が光る竹製品
竹細工は日本の伝統工芸でもあります。竹を割って削り出したヒゴを自在に編み込み、柔らかな曲線やシャープな直線を創り出す職人や作家たち。竹を編んでかごや入れ物を作る技法を「編組(へんそ)」といいます。「四ツ目」「六ツ目」「ござ目」「菱目」「亀甲」「網代」など多種多様な種類があり、主だったものでも全国で20数種類に及びます。

伝統技法を継承した日本の手仕事の素晴らしさが光る竹製品をいくつか紹介しましょう。


米とぎマドラー(木柄)

   スカシ網代手付丸篭(かご)    八ツ目角長篭
米とぎマドラー(木柄)
作/竹苑、弾力性のある適度な幅の竹ヒゴの米研ぎ用マドラー。お米を傷めずほどよく研ぐことができる。素材/真竹、サイズ/28.5×φ5.5cm、650円
 
スカシ網代手付丸篭(かご)
作/別府クラフト協同組合、素材/本体:真竹、渕巻:籐、サイズ/R26×H5.5(+12)cm、15,750円。※正式な編組の名は「二本飛びスカシ網代」といいます
 
八ツ目角長篭
作/別府クラフト協同組合(杉本義雄)、素材/本体:真竹、サイズ/W28×D14×H10cm、15,750円

四ツ目手付小判篭

   麻の葉丸篭    六ツ目カーゴ(小判)
四ツ目手付小判篭
作/別府クラフト協同組合(坂田旬)、素材/本体:真竹、持ち手・渕巻:籐、サイズ/W27×D19×H4.5(+7)cm、14,175円
 
麻の葉丸篭
作/別府クラフト協同組合(廣井靖)、素材/本体:真竹、持ち手・渕巻:籐、サイズ/(写真奥)R16×H4.5cm、6,825円、(写真手前)R19×H5cm、7,875円
 
六ツ目カーゴ(小判)
作/竹苑、素材/真竹、サイズ/W21×D13×H7(+11)cm、5,000円

網代ショルダーバッグ

   ござ目バッグ    竹やたら編みバッグ
網代ショルダーバッグ
作/高江雅人、素材/本体:真竹、持ち手:合皮、内布:綿、サイズ/W35×D9×H23(+27)cm、(右)黒・茶68,250円、(左)煤70,350円
 
ござ目バッグ
作/別府クラフト協同組合、素材/本体:真竹、持ち手・渕巻:籐、サイズ/(L)W29×D11×H23(+11)cm、38,850円、(M)W25×D10×H20(+11)cm、35,700円、(S)W23×D9×H17(+10)cm、32,550円
 
竹やたら編みバッグ
作/毛利健一、素材/本体:真竹、持ち手:牛皮、内布:綿、サイズ/W28.5×D11×H24(+13)cm、52,500円

一輪差し「梔子(くちなし)」

   花器「おぼろ月」    竹やたら編みファッションバッグ
一輪差し「梔子(くちなし)」
作/岩尾一郎、素材/本体:虎竹、サイズ/R7.5×H10.5(+10)cm、剣山付き9,975円
 
花器「おぼろ月」
作/竹苑、素材/本体:真竹、サイズ/R10.5×D25×H11(+10)cm、2,800円
 
竹やたら編みファッションバッグ
作/毛利健一、素材/本体:真竹、持ち手:牛皮、内布:綿、サイズ/W31×D11×H13(+16)cm、56,700円

竹を使った国指定の伝統的工芸品

写真提供:有限会社竹苑(ちくえん)
民芸品から現代作家の手による竹製バッグや照明、盛りかごなどを幅広く取り扱い、竹産業の振興に努めている。
本社併設のショールームには多彩な竹製品を展示、販売もしている。
TEL.0977-25-1611
http://www.chikuen.com/index.html