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農林水産省

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四季の花

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2月  アネモネ


2月 アネモネ

イラスト:朝生ゆり子
文:藤沼裕司
彩り豊か、華やかに咲いて春を呼ぶ花
北半球を中心に約120種が分布するキンポウゲ科の多年草。そのうち、園芸店などで一般的にアネモネと呼ばれているのは、地中海沿岸に自生する球根性の野生種を改良したもの。ヨーロッパでは古くから知られ、聖書の「野のユリ」をこの花とする説が有力視されている。渡来は明治初期で、庭植えや鉢植え、切り花として利用される。

花期は3~5月、現在店頭で見られるのは、1茎1花でニンジンのような葉をつけるコロナリアと、小菊のような花が群がり咲くブランダの園芸品種群。前者の花形は一重、八重、完全八重、菊咲きなど、花色は赤、白、ピンク、ブルー、紫など。年の瀬から鉢植えで出回る寒咲きタイプもある。後者は楚々とした山草的な風情が好まれ、花色は前者とほぼ同じ、ほかに複色もある。

庭植えの場合は日当たりよく水はけのよい場所に、鉢植えではよく日に当てる。寒咲きは温室栽培なので寒さに弱い。彩りが豊富なので、各色揃うといっそう華やかで楽しい。