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農林水産省

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MAFF TOPICS(2)

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他人ごとではない農作業事故

「農作業安全確認運動」を実施


毎年、春と秋に農林水産省では「農作業安全確認運動」を展開しています。
これは、毎年、約400名もの方が命を落としている農作業時の事故を撲滅するため、
農作業時の安全性確保を全国に呼びかけるものですが、その内容は一般の方の
日常生活にも関係するものもあり、広く知っていただきたいものとなっています。

2013年農作業安全確認運動ステッカー

2013年農作業安全確認運動ステッカー

脚立は安定した場所で開き止め金具をかけて使用すること。可能なら補助者が支えて

脚立は安定した場所で開き止め金具をかけて使用すること。可能なら補助者が支えて

草刈機の使用時は、小石等が跳んでくる場合がある。防護メガネを使用するようにしたい

草刈機の使用時は、小石等が跳んでくる場合がある。防護メガネを使用するようにしたい
日常生活の中にもある農作業事故
農作業中の事故の多くを占めているのは、トラクター運転時の横転など、農業用機械の使用時です。それ以外にもけがなどの事故はさまざまな場面で発生しています。

農作業事故というと、農業に携わっていない人には関係のないことと思われるかもしれません。しかし、農業に従事していない人でも、日常生活の中で農作業につながる行動はたくさんあります。たとえば、脚立に立って草木の手入れをする場合や、草刈機の利用などです。このような場面では、農作業時に起こる事故とまったく同じ危険性が潜んでいるのです。

桃の収穫のため、脚立を使用していたところ、バランスを崩し、転落、鎖骨骨折を負った事故がありました。これは、前日の雨で脚立が滑りやすかったこと、脚立が一定以上に開くことがないようにするための、開き止め金具を使用しなかったことが原因と考えられます。このような、ちょっとした確認ミスなどが事故につながることは、日常いろいろあるのではないでしょうか。

事故防止への取り組み
事故を防ぐにはどうしたらいいでしょうか。

たとえば、脚立の場合、安定した場所に設置する、開き止め金具など確実にロックする、できるだけ補助者が支える。草刈機の使用中は、折れた刃や小石等が飛んでくる可能性があるので、必ず防護メガネを装着する。ひとりで作業をする時は、万が一の事故に備えて携帯電話を持ち歩く。機械作業を中断するときは、エンジンや電源を必ず停止する。何人かで作業を行う場合には、次の動作を行う前に「……しますよ」と相手に伝える。このような基本的な操作や、確認、ちょっとした気遣いが事故を防ぐことにつながります。このことは、農作業に従事する人以外の方にも大切なことです。

農林水産省では、全国的な規模で初めて、農作業事故の原因について、事故を経験した人たちからの聞きとりや事故現場の調査を行い、その分析結果をまとめた『こうして起こった農作業事故~農作業事故の対面調査から~』を作成しました。ホームページをご覧になって、農作業時はもちろん、日々の生活においても安全確保の参考としてください。

農作業死亡事故の年齢別発生状況

農作業死亡事故の年齢別発生状況

農業安全対策
http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/index.html
こうして起こった農作業事故~農作業事故の対面調査から~(事故事例集)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/23taimen.html
(事故事例集には、事故の被害の説明としてケガの傷跡が写っている写真なども掲載されていますので予めご了承ください)