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農林水産省

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四季の花

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4月  チューリップ


4月 チューリップ

イラスト:朝生ゆり子
文:藤沼裕司
世界中でもっとも愛される春を彩る花
この花が咲きだせば、いよいよ本格的な春の到来。東アジアから地中海沿岸にかけて広く分布するユリ科の多年草で、園芸植物を代表する草花として世界中でもっとも親しまれている。用途は庭植えや鉢植え、切り花など。

16世紀にトルコからヨーロッパに渡り、オランダを中心に品種改良が進み、周辺各国にもたらされて一気に人気沸騰。17世紀中葉には球根が高値をよんで“チューリップ狂時代”を招き、ひと晩で巨万の富を得る者や失う者が続出しヨーロッパ経済を混乱させた。日本に入ったのは江戸末期、栽培が始まったのは明治末期、大正時代に球根生産が始まり、今では富山県、新潟県がその中心になっている。

開花期別に早生、中生、晩生グループと原種系に分類され、さらに花形や草姿で早生2、中生2、晩生7、原種系4タイプに分けられる。彩り豊かで種類も豊富、選択にあたっては楽しみと悩みがつきまとう。