このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

MAFF TOPICS(2)

  • 印刷

世界農業遺産に認定された石川県の能登地域において

世界農業遺産国際会議が開催


国際連合食糧農業機関(FAO)が開催する2年に一度の世界農業遺産国際会議が石川県七尾市において開催されます。

世界農業遺産の認定地域

石川県輪島市の急斜面に広がる広大な棚田・白米(しろよね)千枚田

[能登地域]
石川県輪島市の急斜面に広がる広大な棚田・白米(しろよね)千枚田

石川県珠洲市で江戸時代以前から続く「揚げ浜塩田」

[能登地域]
石川県珠洲市で江戸時代以前から続く「揚げ浜塩田」

多様な生きものを育む佐渡の農業システムがトキの野生復帰を支える

[佐渡地域]
多様な生きものを育む佐渡の農業システムがトキの野生復帰を支える

豊作を祈りながら車状に中心から丸く苗を植えていく「佐渡の車田植」

[佐渡地域]
豊作を祈りながら車状に中心から丸く苗を植えていく「佐渡の車田植」

写真提供:石川県、佐渡市
世界農業遺産とは
世界農業遺産は、2002(平成14)年に食料の安定確保を目指す国際組織FAOによって始められたプロジェクトです。Globally Important Agricultural Heritage Systemsの頭文字をとってGIAHS(ジアス)とも呼ばれ、近代化が進む中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことを目的として立ち上げられたものです。そして、このような条件を満たしていると認められた地域は、世界農業遺産として登録されるのです。

これまで登録された地域は途上国が中心でしたが、平成23年に先進国地域から初めて、新潟県の佐渡(トキと共生する佐渡の里山)と石川県の能登地域(能登の里山里海)が認定されており、現在は世界で11カ国、19地域が世界農業遺産として認められています。

認定地域で初めてとなる国際会議
世界農業遺産国際会議は、認定国などの関係者が国際的な取り組みを継続的に進める観点から集まり、2年に一度行われるのもので、これまでローマ、ブエノスアイレス、北京と各国の首都において開催されてきました。

今年5月29日から6月1日に開催される第4回国際会議は、能登地域の一角である石川県七尾市を主会場として行われ、世界農業遺産に認定された地域で初めて開催される会議となります。

そのため、実際に能登地域の土地利用システムや活動を見ることのできる、意義のある会議となっています。さらに各地域から政府代表を招き、世界農業遺産の概念を広め、より深く理解してもらうことも目的とされています。

今回の議題は「持続可能な資源の利用、地域活性化に向けた農林水産業の役割」とされており、会議の中心となるハイレベル会合では、国際機関や各国政府の高官が参加する講演やシンポジウムに加え、新たな認定地域の発表式典なども行われます。

5月30日の午後からは、一般向けのシンポジウムや、能登地域、佐渡地域への現地視察も計画されています。また、会議への招待者以外も、農村地域の生物多様性の保全と地域活性化に結びつくシステムについての情報を学ぶことができます。
参加申し込みなどの詳細は、世界農業遺産国際会議開催委員会事務局(※)にお問い合わせください。

※世界農業遺産国際会議開催委員会事務局(石川県環境部里山創成室)
TEL.076-225-1496