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農林水産省

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特集1 みんなで広げよう! 「木づかい」の輪(1)

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日本の森林は「育てる」から「使う」時代へ


平成17年度より、国民運動として取り組まれている「木づかい運動」。
この運動は、国産の木で作った製品を積極的に使うことで、山村を活性化し、CO2をたっぷり吸収する、元気な森林づくりを進めようというものです。スタートから8年がたった現在、“学校で”“家庭で”“オフィスで”誰でも気軽にできるエコ活動として、いっそうの広がりを見せています。今回紹介する“木づかい先進事例”をヒントに、木のぬくもりを、もっと身近に感じる生活、あなたも始めてみませんか。

不健康な森は・・・
矢印
健康な森になると

木を伐って使うのは悪いこと?
いいえ、とっても大切なことなんです
日本の国土の約7割を占めている森林。その森林の約4割は戦後を中心に植栽された人工林で、年々成長を続け、木材として本格的に利用できる、おおむね50年生の林齢のものが増えています。この結果、日本の森林全体の蓄積(※)は、毎年約8千万m³増加しています。一方、日本全国の年間の用材需要量は約7千万m³(平成24年)ありますが、このうち、日本の森林から産出された国産材は約2千万m³で、木材自給率は27.9%(平成24年)にすぎません。

このままでは、CO2の吸収能力など森林の多面的機能が低下。農山村地域の活力低下にもつながります。解決するためには、国産材を使い、山で働く人を育て、森林づくりをみんなで支えることが必要です。
(※)蓄積:森林資源の量


文/柳本 操、佐々木 泉、小林裕幸、かくまつとむ
写真/多田昌弘、鈴木加寿彦
イラスト/ひろいまきこ
写真提供/NPO法人 日本グッド・トイ委員会、岐阜県美濃市、(株)セブン&アイ・ホールディングス、環境NPO オフィス町内会、(一社)木づかいビジネス協議会