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特集1 みんなで広げよう! 「木づかい」の輪(2)

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「木づかい」の輪 その1


木づかいの輪


「形がシンプルな木のおもちゃは、子どもの想像力をかきたてる効果もあるんですよ」と馬場さん

「形がシンプルな木のおもちゃは、子どもの想像力をかきたてる効果もあるんですよ」と馬場さん

木のおもちゃで遊ぶ子ども

「木づかい」の輪
子育てに木を取り入れよう「ウッドスタート」
赤ちゃんの頃から木の温もりに触れ、豊かな感性を育てる ――
そんな「ウッドスタート」を推進する施設や活動が急増中
「ウッドスタート」とは、赤ちゃんが木と触れ合う環境を整えることで、赤ちゃん自身や子育てする人が木のよさを知り、豊かな子育てを実現することをめざす活動です。

この活動を推進しているのは、東京おもちゃ美術館(東京都・新宿区)を運営しているNPO法人日本グッド・トイ委員会。

「美術館を通して、木に対する親しみや理解を深めてもらおうと『木育(もくいく)』に取り組んできましたが、もっと全国に広めたくて、ウッドスタートを始めたんです」とはグッド・トイ委員会の馬場清さん。

賛同する自治体や企業は、「木製玩具の誕生祝い品」「子育て支援施設の内装木質化・木育化」「木育キャラバンの開催」「赤ちゃん木育広場の開設」「小学校の学習机製作」「木育インストラクター養成講座の開講」の中から2つ以上を約束することで、ウッドスタートに参加することができます。自治体だけでなく、自動車メーカーのアウディジャパン(株)や無印良品を企画、開発する(株)良品計画、食品スーパーのサミット(株)といった、企業も共感するこの活動。なかでも「木製玩具の誕生祝い品」を始めるところが多いのだとか。

「木は熱伝導率が低く、金属やプラスチックのようにひやっとしない、つまり手や指から熱が奪われないので赤ちゃんが集中して遊び続けることができるんですよ」と馬場さん。実際に誕生祝いとして木製玩具を受け取った子育て中のパパやママを対象にしたアンケートでも、「木をもっと暮らしに取り入れたい」と、反応も上々です。

参加する自治体や企業が年々増えているウッドスタート。その輪は、全国に大きく広がっています。
おもちゃ美術館のできる国頭村森林公園

おもちゃ美術館のできる国頭村森林公園

平成25年11月2日オープン!!
やんばる森のおもちゃ美術館
東京おもちゃ美術館の姉妹館。トンネルやベンチには、台風により倒れた樹齢300年の「蔡温松(さいおんまつ)」を活用。木のプールなど楽しい仕掛けが盛りだくさん。現在、美術館への寄付を通じて、館の運営やサービス向上を支援する「一口館長」を募集中。

所在地:沖縄県国頭村字辺土名1094-1 森林公園内
http://goodtoy.org/ttm/curator/yambaru.html
東京おもちゃ美術館

ここでは、木のおもちゃや遊具でエンジョイ!
東京おもちゃ美術館
木のおもちゃや遊具が充実しているだけでなく、内装にも東京都多摩産など日本各地のスギを活用。乳幼児から大人まで、家族で木に触れながら、ゆったりと過ごすことができる。

所在地:東京都新宿区四谷4-20四谷ひろば内
開館時間:10時00分 ~ 16時00分(入場は15時30分まで)
※「赤ちゃん木育ひろば」は15時30分で終了
休館日:毎週木曜日、年末年始、特別休館日
入館料:子ども500円(2歳以下は無料)、大人700円(中学生以上)
問い合わせ先:NPO法人 日本グッド・トイ委員会
TEL : 03-5367-9601  http://goodtoy.org/ttm/


「ウッドスタート」で全国に広がる木育の輪!
平成25年9月現在、「ウッドスタート」を推進しているのは、8つの自治体と、企業3社です。
自治体による国産材おもちゃプレゼントや「木育」キッズルーム、そのほか多くの自治体や団体が参加している「木育キャラバン」など、主な活動を紹介します。
木のおもちゃ

誕生祝いに、木製玩具をプレゼント
新生児の誕生祝いに国産の木のおもちゃをプレゼントしています。木のおもちゃは日本グッド・トイ委員会監修のもと、木工職人が製作したものです。また、無印良品を企画、開発する(株)良品計画では、MUJI Card 会員で赤ちゃんが生まれたお客様に「初めての木のおもちゃ」をプレゼントしています。申し込み方法は各店舗まで。

【行っている自治体や企業】
新宿区子ども家庭課(TEL.03-5273-4546)、伊那市耕地林務課(TEL.0265-78-4111)、美濃市健康福祉課(TEL.0575-33-1122)、飯舘村健康福祉課(TEL.024-562-4259)、雨竜町住民課(TEL.0125-77-2212)、(株)良品計画など
木育キャラバン

「木育キャラバン」で、体験学習
移動型のおもちゃ美術館。東京おもちゃ美術館から300点以上もの木のおもちゃが集まります。ほかにも、木を使ったおもちゃや楽器作りなど、全国各地で趣向を凝らした内容で開催され、親子で木について学べます。ウッドスタートを推進していない自治体でも多数開催。

【今後の開催予定】
平成25年10月5日・6日弘前木育キャラバン(青森県弘前市)NPO 法人弘前こどもコミュニティ・ぴーぷる(TEL. 0172-34-0171)、平成25年11月23日・24日府中木育キャラバン(広島県府中市)NPO 法人府中ノアンテナ(TEL.0847-44-6227)など
木を使った工作

木を使った工作を楽しめる
学校の家具を木製にしたり、親子で木の机や椅子を作るワークショップを開催しています。岐阜県美濃市では、市内の小中学生を対象に「みの木育寺子屋」を開催。講師は岐阜県立森林文化アカデミーの教授と学生、卒業生。箱椅子などを作りながら、木に親しむことや、ものづくりの楽しさ、のこぎりなどの木工道具を使いこなせるようになることが目的です。

【行っている自治体や企業】
美濃市健康福祉課(TEL.0575-33-1122)など
キッズルーム

「木育広場」やキッズルームで、遊んじゃお!
国産材中心の木材で作られた子どもの遊び場。岐阜県美濃市では道の駅美濃にわか茶屋に「みの赤ちゃん木育ひろば」を開設。(株)良品計画は、有楽町店をはじめ全国7店舗で「木育広場」を導入。アウディジャパン(株)では、日本最大級のショールーム「アウディみなとみらい」に、国産材をメインに使ったキッズルームを設置。日本とドイツの木製玩具を多数取り揃えています。

【行っている自治体や企業】
美濃市健康福祉課(TEL.0575-33-1122)、(株)良品計画、アウディジャパン(株)など