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農林水産省

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特集1 みんなで広げよう! 食育活動(5)

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新人研修で、広げよう! 食育

205人の新入行員が、田植えに挑戦!
試行錯誤しながら考える力を養い、チームワークも醸成
千葉銀行 【千葉県千葉市】



田植え縄を張る係と、苗を植える係に分担して、いざ、人生初体験のぬかるみへ!

田植え縄を張る係と、苗を植える係に分担して、いざ、人生初体験のぬかるみへ!

ちょっと曲がってるけど、きちんと植えられました!

秋に食べるのが今から楽しみ!思った以上に楽しかったわ

人材育成部の北原さん。自身も新入行員として3年前に田植えを体験

人材育成部の北原さん。自身も新入行員として3年前に田植えを体験

千葉県内で、米どころとして知られる香取郡多古町(かとりぐんたこまち)。雲一つない五月晴れの空の下、田んぼのぬかるみに悪戦苦闘しながら稲を植える若い男女は、なんと銀行員です。

千葉銀行では、平成23年度から、新人研修の一環として、農業体験を取り入れています。これは、チームワークを育てるのと同時に、全国有数の農業県としての千葉県を再認識し、銀行員として、地場産業の現場を肌で感じてもらうため。

「農業を理解するには、座学だけでなく、目で見て、肌で触れることが必要だと考えています。この研修のおかげで、農家や飲食店のお客さまなどと接するときに、話の種になって盛り上がるんですよ」と話すのは、研修を担当する人材育成部の北原美希さん。

研修は、205名の新入行員を2つのグループに分けて実施。この日は、100名の新人行員が班ごとに分かれ、簡単なレクチャーを受けた後、苗を均等に植えるための〝田植え縄〞を渡されました。指導担当の農家の方もあえて使い方は教えないとか。すると、新入行員たちは仲間と相談しながら、なんとか苗を一列に植えようと悪戦苦闘。こうすることで、新入行員の考える力やチームワークが自然と養われます。植え終わったときにはみな、農家の方の苦労をしみじみ実感するそう。

八柱(やはしら)支店に配属された上原直己さんは、「稲をまっすぐ植えていくのが、とにかく難しい。ここまで田植えが大変だとは思いませんでした。ふだん食べているお米のありがたみを感じますね」と話します。

次回の研修は、9月の第2週。鎌を握り、手作業で、育った稲を収穫するそうです。

「銀行の業務を覚える研修も、もちろん大事ですが、こうした農業体験のような研修も、得るものが大きいと感じています。今後もずっと続けていきたいですね」と、北原さんは、笑顔で話してくれました。