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農林水産省

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MAFF TOPICS ― 特別編

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地域の隠れた魅力を活性化につなげよう

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」優良23事例が決定!


MAFFとは農林水産省の英語表記「Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries」の略称です。
MAFF TOPICSでは農林水産省のお知らせを中心に、暮らしに役立つさまざまな情報をお届けします。

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、地方が持つ魅力を「発掘」し、これらを地域活性化につなげている優良な事例を選定する取組です。各地区のユニークな活動は、内閣官房と農林水産省が積極的に発信していきます。

交流会では、各地区の代表者、有識者、政府関係者が揃い、各地区の取組について意見交換を行った
交流会では、各地区の代表者、有識者、政府関係者が揃い、各地区の取組について意見交換を行った

各団体自慢の農産物を使った料理などを試食しつつ、参加者と歓談する安倍総理と、林農林水産大臣

各団体自慢の農産物を使った料理などを試食しつつ、参加者と歓談する安倍総理と、林農林水産大臣

テーブルはブロックごとに分けられ、食材、加工品、パンフレットなどを持ち寄り活動を紹介


テーブルはブロックごとに分けられ、食材、加工品、パンフレットなどを持ち寄り活動を紹介

「ディスカバー農山漁村の宝」のロゴマークも公募で決定しました。作成したのは山形県のデザイナー・松岡英男さん。農山漁村を温かい手づくりで支えるパワーが、キラリと輝いている様子を表しています

「ディスカバー農山漁村の宝」のロゴマークも公募で決定しました。作成したのは山形県のデザイナー・松岡英男さん。農山漁村を温かい手づくりで支えるパワーが、キラリと輝いている様子を表しています

文/福崎順次

耕作放棄地の開墾ツアーや、魚の料理教室など、地域の魅力をフル活用!
6月10日、首相官邸にて「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された各地区の代表者が集う交流会が開催されました。今年2月に開始された募集では、全国251地区から応募があり、5月13日に行われた有識者懇談会で23地区の優良事例が決定。交流会では、安倍内閣総理大臣、林農林水産大臣らが出席し、参加者と取組について意見交換を行いました。

各地区の取組はさまざま。複数の民間企業と連携し、耕作放棄地の開墾・再生、農業体験ツアーなどを行う山梨県北杜市の「えがおつなげて」や、特産品のエビやわかめなど、海産物を使った商品開発を行い、魚料理教室を開いて魚食普及活動を行う愛知県南知多町の「篠島お魚の学校」など…地域で眠っていた魅力を最大限に活かした活動ばかりです。

今回優良事例に選ばれた地区の一つである三重県多気町の有限会社せいわの里の代表・北川静子さんは「地域に対する活動が認められたことは嬉しい。それはこの地区の文化が認められたということでもあります。私たちにとって農村文化は当たり前だけど、そのおかげで生き生きと暮らしている。それをこれからも継承し、広めていきたい」と話します。

この取組の趣旨は優良事例を全国に発信し、他地域にも活動の参考にしてもらうことです。交流会に出席した安倍総理も挨拶のなかで「みなさんの頑張りやアイデアを世界に発信し、他の地域の方に知って頂くことで勇気を与え、さらなる活性化につながると思います。この会を日本、各地域、むらの発展の第一歩としていきたい」と参加者にエールを送りました。

農林水産省も各地域の魅力を発見し、それを活力とすることで地域が元気になることを期待しています。

地域ごとにいろんな魅力があるんだね!

今回の選定地区一覧