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特集1 グリーン・ツーリズム 夏の旅(5)

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日本の原風景に出合える地へ

うっそうとしたブナの原生林をトレッキング
森のヨガで疲れた心を癒す、熱心な女性ファンも!
— 一般社団法人信州いいやま観光局 【長野県飯山市】



季節ごとに違った表情を見せる飯山の森。日帰りで参加できるツアーもあり、リピーターも多い

季節ごとに違った表情を見せる飯山の森。日帰りで参加できるツアーもあり、リピーターも多い

体と心のバランスを取り戻す森林ヨガなど、「森の案内人」がその人に合ったプランを提案

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「年齢も性別も関係なく、楽しめる場所ですよ」と木村さん

「年齢も性別も関係なく、楽しめる場所ですよ」と木村さん

年間約140万人の観光客が訪れる長野県飯山市。昔ながらの日本の原風景が味わえる場所として、国内外から注目を浴びる地域です。

夏のシーズン、とくに人気なのが、長野・新潟の両県境に連なる関田(せきだ)山脈の尾根に延びる「信越トレイル」でのトレッキング。手つかずの自然の中、ブナの原生林に育まれた山道は、全長約80キロで6セクションからなります。眼下に広がるのは、田園風景や集落、信越の山々、日本海……。テント泊で一挙に踏破する本格派から、ガイドと歩く日帰りツアーまで、初心者も上級者も、自分に合ったトレッキングを楽しめます。

また、豊かな森林資源に恵まれた飯山市は、平成18年に「森林セラピー基地」としての活動を始めました。ブナ林が広がる「母の森」や杉並木が生い茂る「神の森」で、ウォーキングやヨガを楽しむプランが、癒しを求める都市部の女性客から、人気を集めています。

「飯山ではバードウォッチングやカヌーなど、家族で楽しめる体験も充実しています。現在は、平成27年春の北陸新幹線の開通に向けて準備中です。中国や韓国、米国などいろいろな国・地域から外国人が訪れていて、最近はアセアン諸国からの旅行者も増えているので、その対応にも力を入れていきます」と、信州いいやま観光局事務局次長の木村宏さんは話します。

アジア諸国からの研修生には、自然散策はもちろん、手すきの和紙を使った「MYうちわ」作りも人気

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  国の伝統的工芸品に指定されている「内山紙」の手すき工程を体験。作ったハガキはお土産に

国の伝統的工芸品に指定されている「内山紙」の手すき工程を体験。作ったハガキはお土産に!


問い合わせ
信州いいやま観光局
TEL:0269-62-3133
受付時間 8時30分~17時30分
http://www.iiyama-ouendan.net/