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MAFF TOPICS

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「攻めの農林水産業」の実現をめざして

「アグリビジネス創出フェア2014」を開催 ―11月12日~14日の期間―


MAFFとは農林水産省の英語表記「Ministry of Agriculture,Forestry and Fisheries」の略称です。MAFF TOPICSでは農林水産省のお知らせを中心に、暮らしに役立つさまざまな情報をお届けします。

全国各地の研究者や団体、企業などが集まり農林水産・食品分野の最新技術や研究成果を紹介する「アグリビジネス創出フェア」。今年は、「攻めの農林水産業」をテーマに、150前後の機関が参加して開催します。

各ブースでの展示・実演のほか、特設ステージでは「攻めの農林水産業」をテーマに新技術のプレゼンテーションも予定
各ブースでの展示・実演のほか、特設ステージでは「攻めの農林水産業」をテーマに新技術のプレゼンテーションも予定

「若手農林水産研究者表彰」や「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」なども実施予定

「若手農林水産研究者表彰」や「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」なども実施予定

昨年の基調講演の模様

昨年の基調講演の模様

昨年の基調講演の模様


研究機関と事業者をマッチングする場なのね

文/宗像幸彦

最新技術の実用化を目指して、研究機関と事業者をマッチング
今年で11回目を数える農林水産省主催の「アグリビジネス創出フェア」。様々な展示やプレゼンテーションを通じ、農林水産・食品分野などの最新技術や研究成果をわかりやすく紹介します。また、研究機関同士や、研究機関と事業者との連携(マッチング)を促し、研究成果の実用化・事業化を目的としています。

フェアは11月12日から14日までの3日間、東京ビッグサイトで開催。大学などの学術機関、地方公共団体や独立行政法人のほか、民間企業など150前後の出展が予定され、約3万5000人の来場者が見込まれます。期間中は隣接会場の「アグロ・イノベーション2014」と合同で開催される予定です。

最新技術の展示のほかマッチングツアーなども開催
今年のテーマは、ずばり「攻めの農林水産業」。宮城県農業・園芸総合研究所は、農林水産省の事業を活用した「土地利用型営農技術の実証研究」や、宮城県で育成した水稲新品種、「東北194号」「金のいぶき」などを紹介します。

会場では(株)ヒューマン・キャピタル・マネジメントの土井尚人社長と、東京大学先端科学技術研究センターの森川博之教授による基調講演のほか、来場者の関心に応じて、コーディネーターが出展ブースを案内する、マッチングツアー、「農林水産研究の今後の展開」と題したセミナーが予定されています。

今年、「医食農連携による日向夏搾汁残渣(ひゅうがなつしぼりじるざんさ)を用いた骨代謝改善素材、飲料の実用化開発」というテーマで初出展する一丸ファルコス(株)の坪井誠さんは「研究成果を多くの方や企業にアピールし、マッチングによって事業推進の後押しになれば」と意気込みを語ります。

一方、今年度からスタートする農林水産省の「『ICT』活用農業事業化・普及プロジェクト」を初出展する、名古屋大学の北栄輔教授は、「始まったばかりのプロジェクトですし、農業とは異なる分野の研究メンバーも多いので、まずは農業の現場からの率直な意見を伺う機会にしたいですね」と話します。

昨年のアンケートでは、出展者の約77%が「フェアへの出展は非常に有益だった」と高い評価を受けている「アグリビジネス創出フェア」。今年も新しいマッチングの誕生が期待されます。

アグリビジネス創出フェア2014
[開催日時] 平成26年11月12日(水曜日)~14日(金曜日)10時~17時
[会場]東京ビッグサイト西4ホール 東京都江東区有明3-11-1
[入場料]無料
詳しくは、ホームページをご覧ください。
http://agribiz-fair.jp/ (外部リンク)