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農林水産省

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𠮷川農林水産大臣退任記者会見概要

日時 令和元年9月11日(水曜日)12時19分~12時32分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)退任にあたって
  • 在任中の所感について
  • 今後の農林水産業の課題について
  • 日米貿易交渉について
  • 北海道の農林水産業について
  • 今後の農政との関わりについて

 

大臣

  先ほど、臨時閣議におきまして、辞表を提出をしてまいりまして、約1年間の任期を無事終えることが出来ました。記者クラブの皆さんにも常日頃から時には厳しく、時には優しくいろいろと御支援、御指導賜りましたことを心から感謝、そして御礼を申し上げたいと思いますし、また何よりもこの農林水産省、農・林・水の行政に携わる皆さん、次官を始め、幹部の皆さん、そしてまた、常日頃から頑張ってらっしゃる皆さんとのいろいろな大臣としての活動等を通じて御支援をいただいたことに感謝を申し上げたいと、このように思います。私からは以上でございます。ありがとうございました。

記者

  まずは大臣、この1年ありがとうございました。記者クラブを代表しまして感謝申し上げます。
  私からは2点ほどお伺いしたいんですけれども、任期を振り返られて印象に残った取組を挙げてくださいということが一つと、二つ目が今後の課題やですね、懸案についてお考えがあればお伺いさせてください。

大臣

  印象に残った仕事というのはたくさんございます。なかでもやはり今年5月に開催をされましたG20新潟農業大臣会合は、大きな農林水産省としての一つの仕事と申しましょうか、これを成功裏に導けたことは先ほど申し上げましたように、この行政に携わる多くの皆さんのおかげ、そして県や市、ボランティアの皆さん200人ほど応援をしていただきました、そういった多くの皆さまの御支援のおかげでG20新潟農業大臣会合が成功裏に終わらすことができましたことは、何よりも大臣として責任を果たせたと、このように思っております。
  内政的にはたくさん課題があったわけでありますけれども、一つには農福連携という新たな政策課題が一歩、二歩も前進をして、官邸の中にこういった農福連携の今後の推進に向けた会議を作ることもできました。そしてこのことがまた、障害者を持つ多くの方々に農福連携という形の中で御活躍をいただけますようにとお祈りをさせていただきたいと思います。
  更にもう一つは大きく前進しましたのは輸出に向けて司令塔組織がいよいよこの農林水産省の中にできあがっていく。これは、一部法律改正等々もございまするけれども、こういったことがですね、更なる輸出拡大に向けて大きく貢献をして、この組織がですね、いけますことをお祈りをさせていただきたいなと、このように思っております。
  そのほかにもたくさんの課題に挑戦をしてまいりましたし、一緒に役所の皆さんとも仕事をすることができました。何よりも私は現場を重視をしてまいりました。役所の皆さんにも現場にとにかく足を運んでください。そこで、現場で何が起きているか、現場で起きていることを行政の中に活かして、それを政策や施策の中に課題としてあげてくださいということを申し上げてまいりました。私自身も就任中21県にお伺いをさせていただきました。現場もよく見てきたと思っております。そういったことが極めて印象的でありましたし、これからも現場で働く農・林・水の皆さんの御活躍を御祈念いたしたいなと、このように思っております。

記者

  課題についてのところなんですけれども、豚コレラだったりとか、輸出の1兆円に向けた部分であったりとか、まだ途上の部分も残っているかと思いますが、今後引き継ぐ上でどういった課題に取り組んでほしいか、お聞かせください。

大臣

  農も水も林もですね、課題というのはたくさんあろうかと思います。今、指摘をいただきました豚コレラの終息に向けてももちろん大きな課題の一つでございます。そのほかにもですね、輸出の1兆円突破ということももちろんそうでありますけれども、70年ぶりに改正をした漁業法の改正、これもまたですね、漁業の更なる発展を目指して、課題というのはたくさんあろうかと思います。更には国有林野法も改正をいたしました。この国有林の開放に向けてですね、意欲と能力のある担い手をどうやって見いだしていけるかということも大きな一つの課題であろうかと思いますし、農地の集積に関しましても5年後の見直しということで、これも農地中間管理事業の見直しの法律も制定をさせていただきましたので、こういったことも大きな課題であります。
  更にはこの秋以降ですね、食料・農業・農村基本計画のいよいよ見直しに入ります。諮問もさせていただきました。食料の自給率等々も含めてですね、この基本計画をしっかりとおまとめていただきたいなとこのように思っております。こういったことも相当大きな政策課題の、これからの課題の一つだろうとこのように思います。

記者

  今の課題に関連して改めてのお伺いなんですが、日米の貿易協定が今月末に署名の予定ですけれども、農業分野の市場開放はTPPの範囲以内ということではありますが、農家さんにとってはまだ不安が残っている状況だと思います。今後の更なる対策ですとか、そういったところはどのように見ているのでしょうか。

大臣

  日米に関しましてはですね、私は常々申し上げてきましたのは、私どものスタンスといいますか、考え方としては、過去の経済連携協定、TPP以上にはなりません、そのようなことを申し上げてまいりました。この結果をみますと、そのようなことに私はなったと思っておりますが、しかしながらまだですね、この最終段階に向けていろいろと細やかな詰めの部分、作業が残っているのではないかと思っておりますので、こういったことをですね、今しっかりと事務的な日米の間で協議をしながら詰めの作業を行っていると思っておりますので、これから、いつの時点でということは私の方から申し上げられませんけれども、この条約締結に向けてですね、そういったことをしっかりと事務方には進めてほしいなと思いますし、今後のことにつきましてはですね、この締結と言いましょうか、首脳間どうしで、これで行きましょうということを受けて、それからいろいろな対策も含めてですね、出てくるのだろうと思いますので、今の時点で予断を持ってお話しすることはなかなか難しいのかなとそう思っております。ただ、国内的には私はですね、充分、これからも農業をやっている皆さんが頑張っていけるようなそういった方向性になっているのではないかなとこのように思っております。

記者

  すみません、もう一点いいでしょうか。今回、北海道選出で大臣になられたということで、たくさん視察もされたと思うんですけれども、北海道の農林水産業でいうと、農業、林業ではまだ昨年の地震の影響が残っていたりですとか、また先ほども触れられていましたが、水産改革に伴う資源管理の強化だったりですとか、サンマとか秋鮭の不漁とか課題がまだたくさんあります。こういったことへのですね、大臣の職から離れますけれども、対応ですとか、新しい大臣にお願いしたいことなど。

大臣

  行政というのは継続性がありますので、それはこれからもですね、今残っている課題は地域的な課題も含めて、この農林水産行政に関係する課題というのは、全てこれからも引き継がれていくのではないかと、このように思います。北海道胆振東部地震から一年を迎えました。営農再開に向けて、今までも全力で努力をしてまいりましたけれども、これからもですね、インフラ的な整備等々も含めて、地震、災害に被災をされた皆さんに寄り添いながらですね、しっかりと対応をしていかなければならないと、このように思っております。
  確かに北海道の場合は、農も林も水も、課題は山積でございまするけれども、そういったことはまたしっかりと引き継がれていくだろうと思いますし、私自身もこれからもですね、北海道出身の一人として、しっかりと、また、別の意味でどのような立場になるか分かりませんけれども、農・林・水と北海道のためにまた仕事をしていきたいなと、こう思っております。

報道官

  ほかにございませんでしょうか。

記者

  一点伺いたいんですが、今回大臣退かれるということになるかと思うんですけども、今後ですね、今言われたように農政課題あるという認識でしたけれども、今後党に戻られて、農政にどんな感じで取り組もうと思われているか、今の段階でのお考えというのを伺いたいんですけども。

大臣

  今の段階では、これからですね、党の体制もできていくだろうと思いますので、まだ何も申し上げることはできませんけれども、できることでありますれば、引き続き農林水産行政の関係の仕事をできればなと、そういう淡い気持ちを持って、対応というんですかね、頑張らせていただきたいなと、こう思います。

報道官

  ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。では以上で終了します。どうもありがとうございました。

大臣

  ありがとうございました。

以上