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農林水産省

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江藤農林水産大臣記者会見概要

日時 令和2年2月25日(火曜日)7時59分~8時06分 於: 本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)「家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案」の閣議決定について
  • (大臣から)「和牛遺伝資源の保護に向けたポスター」について
  • 家畜伝染病予防法の改正のねらい及び今後のCSF・ASFへの対応について
  • 新型コロナウイルス感染症に対する職員への感染防止に向けた対応及びイベント開催への対応について
  • 諫早湾干拓事業の請求異議訴訟の差戻審について

 

大臣

  本日は私から2点、御報告がございます。
  本日の閣議において、「家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案」が閣議決定をされました。この法律案によりまして、当分の間として措置しておりましたアフリカ豚熱に関する特例について本則に位置付けるとともに、飼養衛生管理基準の遵守に係る是正措置の拡充、野生動物におけるまん延防止措置の法への位置付け、予防的殺処分の対象疾病の拡大、家畜防疫官の権限等の強化などの措置を講ずることができるようになります。この法律案により、未だ終息に至っていないCSFや我が国への侵入の脅威が高まっているASFをはじめとした、家畜の伝染性疾病への対策に万全を期していく考えでございます。この法律案について、今国会で成立できるよう、速やかな御審議をお願いしたいというふうに考えております。
  2点目でございます。「和牛遺伝資源の保護に向けたポスター」についてであります。ここに飾ってございます。和牛遺伝資源の不正流通の防止等に向けて、現在、関連法案を今通常国会に提出すべく作業を進めているところではありますが、法案の成立・施行の前からできる取組の1つとして、まず農家の皆様方に、そして空港とか港を利用される方々に対してですね、周知徹底を図るためのポスターをそれぞれ作成をいたしました。本年度内に5万部を配布することといたしております。このポスターのデザインにつきましては、色々と私も意見を言わせていただきましたが、特に政務三役においては、藤木政務官が非常に頑張ってくれまして、若手の職員の意見も積極的に取り入れてですね、日本の宝である和牛を守ろうという農林水産省の想いをしっかり込めさせていただいたというものでございます。この想いは畜産関係者のみならず、国民の皆様方にもお伝えをしたいと思っておりますので、詳細につきましては、事務方の方から聞いていただければと思いますのでよろしくお願いします。
  私からは以上でございます。

記者

  家畜伝染病予防法が改正に向けて閣議決定されたということですけれども、改めて改正のねらいを教えてください。あともう一つ、ASF、CSF対策の今後の対応の方向性についてもお話しください。お願いいたします。

大臣

  もう皆さん御存知のように、26年ぶりにCSFが入ってきてですね、大変農家の方々も御苦労されておりますが、今回、野生のイノシシが病原体をですね、ウイルスを拡散するというような、今までにはない事態だったということで、アフリカにおいては、ASFの発生が急速に拡大していて、まだ止まっていない。韓国では、一定の効果がですね、予防的殺処分によって昨年の10月くらいから発揮されていると聞いておりますけれども、それでもまだ脅威が高まっている最中だと認識をいたしております。CSFの清浄化をはじめ、家畜伝染病の発生予防・まん延防止を図るための措置を強化するとともに、水際に迫るASFの国内侵入を防止するため、家畜防疫官の権限をですね、まず強化をしなければならない。それから輸出入検疫に関する罰則、これもですね、強化をさせていかなければならないということであります。特にいよいよオリンピック・パラリンクピックイヤーということになっておりますので、世界各国からの訪日外国人の方々が、非常に増えることが予想されておりますので、周知徹底の方もですね、速やかに行っていこうと考えております。

記者

  この3連休も新型コロナウイルスの感染の拡大が続いていましたが、今日から農水省の方ではテレワーク等、開始されるということで、今後、省としての取組を強められていく方向性というのは考えておられるのか。また、イベント等の開催について新たに検討されたことがあれば教えてください。

大臣

  御存知のようにですね、ASFの国際会議を、私が自らの呼びかけとしてですね、やることになっておりまして、これについてもしっかり考えましたが、集まっていただく方々がですね、いわゆるウイルス、それから疾病に対して非常に知見の高い方々がお集まりになっていただいて、そして未だに世界中でASFのウイルスに対するですね、ワクチンが開発されていないということは、日本だけの問題でなくてですね、世界中の共通する問題となっておりますので、省内でも議論がありますから、参加者の方々にも御意見を伺った上でですね、こういう機会はなかなかないのでやるべきであろうと、300人規模ぐらいになりますが、我々の呼びかけに対して倍以上の方々が、参加者がすぐ集まりましてですね、相当レベルの高い国際会議になるだろう、シンポジウムになるだろうと思っておりますので、これについては、まだギリギリまで様子を見ますけれども、今のところは行っていこうと思っております。
  省内でのテレワーク、それから時差出勤ですね、朝早く、それから遅く出勤するというものについてはですね、この間も申し上げましたけれども、妊婦の方々や、基礎疾患を持ってらっしゃる方々、そういう方々はですね、勇気を持ってですね、ちょっと風邪で微熱があるなとか、ちょっと調子が悪いなと、日本人はちょっと調子悪いくらいでは休まないじゃないですか。しかしそれはですね、決して自分のためということではなく、同僚やですね、例えば電車に乗っている、同じその時間帯に電車に乗る人たちのためにも、国民の皆様方のためにも、我々は公僕ですから、公の皆様方にサービスする、奉仕するのが我々の仕事ですので、そういった方々に我々がコロナを広める元になるということは、厳に避けなければならないということで、もちろん業務に支障が出ることは好ましくありませんし、国会も開会中ですけれども、できるだけ役所の人間の健康管理に気を遣っていきたいと思っています。

記者

  諫早の関連で伺います。差戻審が始まったわけなんですが、依然主張に隔たりがあるように思います。今後改めてどのような姿勢で臨まれるか教えてください。

大臣

  21日、請求異議訴訟に関しまして、福岡高裁において、差戻審の口頭弁論が行われて、審理が開始されたというふうに承知をいたしております。今後の福岡高裁の審理につきましては、関係省庁と連携して対応していく必要があるのだろうというふうに思っております。
  和解協議を求めているということでありますけれども、係争中のことですので、いつも同じ答えで大変、申し訳ないんですけれども、具体的なお答えはですね、差し控えさせていただきたいと思います。基本的にはですね、何度も申し上げておりますが、平成29年の大臣談話に沿って解決することがベストだろうと考えておりますので、それに沿った出口を探ってまいりたいと考えています。

報道官

  他よろしいでしょうか。以上で終了します。どうもありがとうございました。

以上