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農林水産省

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金子農林水産大臣記者会見概要

日時 令和3年11月16日(火曜日)10時50分~10時54分 於: 本省7階講堂
主な質疑事項
  • 高病原性鳥インフルエンザへの対応等について
  • 北海道における赤潮の被害への対応等について

質疑応答

  • 高病原性鳥インフルエンザへの対応等について

記者

  鳥インフルエンザについてお尋ねします。先週、秋田県で今シーズン最初の発生がありました。その後、あまり間を空けずに鹿児島県内で2件相次いでいます。この先についてなんですが、昨年のような高いペースでの流行になるのかどうか、その可能性について現時点でどのように見ているのかということ。また、それを踏まえて農水省としてどのような警戒や対処が必要だと見ているのかをお聞かせください。

大臣

  今年は過去最大の発生となった昨年に引き続いて、早い時期でですね、発生となっておりまして、警戒を強める必要があるというふうに思っております。農林水産省といたしましては、昨シーズンの過去最大の発生を踏まえて、シーズン前に、飼養衛生管理基準等の改正、それから全国一斉の自己点検、省対策本部や全国会議の開催などを通じた注意喚起により、対策を徹底してきたところであります。家きんの飼養者の皆様におかれましては、引き続き、飼養衛生管理を徹底して、発生予防に万全を期していただくとともに、早期発見・早期通報に努めていただきたいと思います。


  • 北海道における赤潮の被害への対応等について

記者

  北海道の赤潮の関係で、漁業共済の対象外であるウニなどの共済未加入者に対する補償方針についてお尋ねします。大臣は先日の会見で、共済未加入者に対する補償に関して、過去の事例からいっても非常に難しいと発言されました。一方、水産庁は先日の自民党部会で、従来の仕組みでは、収入の見込みが立たない漁業者等への対策等を講ずると明言しました。被害額に応じた直接補償ではなく、間接的な補償を検討中と思いますが、過去に水産庁が西日本で実際に行った間接補償の具体例と、北海道の未加入者への対応方針についてお聞かせ願います。

大臣

  私は、難しいけど検討したいという話をさせていただいたと思うんですね。したがって、難しい中でも何か対策がないかということで、今、内部で、また北海道庁とですね、緊密に連絡を取り合いながら検討しているところでございます。過去、ブリの養殖などの赤潮被害の時にはですね、地域に合ったいろいろな対策はやってきておりますので、そういったものを参考にしながらやっていきたいと思っております。中身の詳しい問題については、あとは事務方にちょっと聞いていただけませんか。何らかの形はやりますから。今、検討させていただいておりますので。


報道官

  それでは、これで大臣会見を終わります。

以上