このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

金子農林水産大臣記者会見概要

日時 令和4年1月25日(火曜日)8時34分~8時42分 於: 参議院議員食堂
主な質疑事項
  • 大分県及び宮崎県における地震の被害状況等について
  • 飼料価格高騰への対応について
  • あさりの産地偽装について
  • 基幹統計の集計プロセスの点検等について
  • ガソリン等の価格高騰対策について

質疑応答

  • 大分県及び宮崎県における地震の被害状況等について

記者

  先週の22日に、大分・宮崎の両県で最大震度5強の地震がありましたが、現時点で現地の農林水産業への影響、被害状況など、何か把握されていることがございましたら教えてください。よろしくお願いします。

大臣

  農林水産関係の被害につきましては、現在、調査中でありますが、宮崎県及び大分県の8つの漁港におきまして、臨港道路及び岸壁の亀裂や沈下等が発生したとの報告を受けているところであります。なお、人的被害につながる農業用ダム、ため池などの重大な被害の報告は受けておりません。農林水産省といたしましては、被害状況を速やかに把握するように対応してまいります。


  • 飼料価格高騰への対応について

記者

  飼料の高騰対策について伺います。家畜の輸入飼料では、配合飼料に加えて牧草など粗飼料の価格も高騰しています。配合飼料、粗飼料の価格の先行きがどうなるのかと、農家の経営負担が増していることに対して、農水省として考えられている対策があれば教えてください。

大臣

  令和3年の牧草の輸入量は、通年で見ると平年並みであったものの、国際的な海上コンテナ輸送の混乱等を背景といたしまして、米国からの輸入量が減少するなど不安定な供給状況が生じております。また、通関価格も上昇していると承知いたしております。農林水産省といたしましては、国土交通省と連携いたしまして、国際コンテナ輸送の状況や今後の見通し等についての輸入事業者等への情報の共有、当面の粗飼料確保や自給飼料の増産を促しまして、生産者等への通知の発出を行っているところであり、引き続き、低コストでの生産が可能な自給飼料生産の拡大への支援等により、供給環境の改善に向けて、現在取り組んでいるところでございます。


  • あさりの産地偽装について

記者

  2点教えてください。一つ目がですね、中国産・韓国産のあさりの産地偽装の実態について、農水省として現状の認識を教えてください。もう一つがですね、輸入あさりのほぼ全てが国産あさりに偽装されていることについて、農水省、今後について、対応・対策など取る予定はございますでしょうか。昨年12月、一つの事業者に是正措置を出されていると思いますが、氷山の一角だというふうに思っております。本腰を入れることがあるのか教えてください。

大臣

  あさりの産地偽装に関する報道があったことは承知しております。産地偽装につきましては、農林水産省としては、その疑いのある商品や事業者等の具体的な情報があれば、内容を精査した上で、食品表示法に基づき適切に対応しております。あさりの産地偽装事案につきましては、昨年12月には、外国産あさりを熊本県産と偽り販売していた事業者に、食品表示法に基づく表示の是正や再発防止策の実施などの指示を行い、警察にも情報共有をしていたところであります。食品の産地偽装に関しましては、消費者庁や警察など関係機関との連携の下、引き続き、厳正に対処してまいりたいと思います。農林水産省といたしましては、産地偽装の疑いのある商品や事業者等の具体的な情報があれば、内容を精査した上で、適切に対応したいと思います。


  • 基幹統計の集計プロセスの点検等について

記者

  国土交通省の統計の不正の問題の関連でお尋ねします。先週、国交省や総務省の対応についての検証の報告書が公表されていて、その中ではですね、人員の配置や体制とか、あるいは省庁間の連携不足とか、そういった政府の統計行政全般の課題も指摘されているところです。農水省もいろんな統計、所管している省庁ですけれども、霞が関の一員として、今回の件をどのように受け止めているかというのをまずお尋ねしたいのと、その絡みでですね、政府全体として、基幹統計について集計プロセスを再点検してくださいということを、多分、農水省はじめ各省言われていると思います。農水省は、以前、厚労省の毎月勤労統計の問題のときにもいろいろ点検されていると思うんですけども、今回どのような姿勢でこの点検に臨むのか、この2点をお尋ねします。

大臣

  1月19日の衆議院の本会議において、岸田総理の答弁によりまして、国土交通省の統計の不適切な処理に関し、統計の信頼回復に向けて全力で取り組むよう、総理から全閣僚に指示がございました。今後、統計委員会において、点検項目を作成の上、各府省の基幹統計の集計プロセスを点検するとともに、オンライン調査などのデジタル化、人材育成など、公的統計の改善施策について様々な取組が行われていくことになります。農林水産省といたしましても、こうした統計委員会の活動にしっかりと協力してまいります。まずは統計委員会の点検作業にしっかりと協力していくことが重要であると考えております。


  • ガソリン等の価格高騰対策について

記者

  ガソリンなどの価格高騰の対策として補助金が支給される方針が決まったかと思いますが、これにおける農林水産業への影響や効果など、お願いいたします。

大臣

  報道については承知しておりますが、資源エネルギー庁の小売価格の激変緩和対策等について、その状況を今後注視してまいりたいと思います。なお、農林水産省では、特に施設園芸、漁業者において経営費に占める燃料費の割合が高いことから、燃料等の価格が上昇している場合、経営への影響を緩和するためのいろいろなセーフティネットがありますので、それを最大限活用してまいりたいと思っております。


報道室長

  他に御質問ございますでしょうか。それでは、これで大臣会見を終わります。

以上