プレスリリース

令和3年世界かんがい施設遺産の国内申請受付開始について

令和3年世界かんがい施設遺産の登録申請に向けて、令和2年12月14日（月曜日）から国際かんがい排水委員会日本国内委員会にて受付を開始します。

1.趣旨

国際かんがい排水委員会(ICID)は、世界かんがい施設遺産の認定制度を平成26年より開始しました。これを受け、ICID 日本国内委員会(事務局：農林水産省農村振興局整備部設計課)は、かんがい施設の所有者・管理者等からの国内申請を受け付けます。
世界かんがい施設遺産とは、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的なかんがい施設をICIDが認定・登録する制度です。登録により、かんがい施設の持続的な活用・保全方法の蓄積、研究者・一般市民への教育機会の提供、かんがい施設の維持管理に関する意識向上に寄与するとともに、かんがい施設を核とした地域づくりに活用されることが期待されています。
(注)国際かんがい排水委員会（ICID）：International Commission on Irrigation and Drainage、 本部所在地：インド、ニューデリー 

2.受付内容

1. 受付の対象
   世界かんがい施設遺産登録を目指すかんがい施設で、申請基準を満たすもの
   
2. 対象申請者
   申請施設の所有者・管理者等
   
3. 受付期間
   令和2年12月14日(月曜日)から令和3年2月12日(金曜日)まで
   
4. 国内申請手続の詳細等
   申請に当たっては、以下URLを御確認ください。
   https://www.maff.go.jp/j/nousin/kaigai/ICID/his/his.html 

3.今後の予定

ICID日本国内委員会による申請施設の決定: 令和3年3月～4月(予定)
英語版申請資料受付締切: 決定通知の日から3週間以内(予定)
ICID本部への申請書提出: 令和3年5月末日(予定)
世界かんがい施設遺産登録施設の決定: 令和3年9月(ICID第72回国際執行理事会(於モロッコ)において決定の予定) 

＜添付資料＞

• 参考資料1 国際かんがい排水委員会(ICID)とは(PDF : 418KB)
• 参考資料2 世界かんがい施設遺産とは(PDF : 268KB)
• 参考資料3 世界かんがい施設遺産の登録施設(2020年迄)(PDF : 1,219KB)