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農林水産省

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プレスリリース

令和2でん粉年度の「でん粉の需給見通し」について

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令和3年3月24日
農林水産省

農林水産省は、でん粉に関して、適切な価格調整を図るため、年2回でん粉の需給見通しを作成しています。この度、令和2でん粉年度におけるでん粉の需給見通しを作成しましたのでお知らせします。

1.趣旨

農林水産省は、でん粉に関して、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、適切な価格調整を図るため、年2回でん粉の需給見通しを作成しています。
今後の需要量と供給量の見通しを示すことによって、関係者(生産者、製造事業者、実需者)等に役立ててもらうものです。

2.今後の需要量の見通し(令和2でん粉年度)のポイント

令和2でん粉年度の需要量は、近年の需要動向等を総合的に勘案し、2,532千トン(対前年比+2.8%、+70千トン)と見込んでおり、用途ごとの需要量の見込みは以下のとおりです。

(1)糖化製品
   糖化製品の需要量は、1,714千トン(対前年比+2.9%、+48千トン)と見込んでいます。

(2)化工でん粉
   化工でん粉の需要量は、292千トン(対前年比-3.0%、-9千トン)と見込んでいます。

(3)その他(製紙用、ビール用、片栗粉用など)
   その他の用途の需要量は、526千トン(対前年比+6.3%、+31千トン)と見込んでいます。

3.需要量の見通し

令和2年10月-
令和3年3月
令和3年4月-
令和3年9月
令和2でん粉年度計
(1)糖化製品 767千トン 947千トン 1,714千トン
(2)化工でん粉 131千トン 162千トン 292千トン
(3)その他 242千トン 284千トン 526千トン

4.供給量の見通し

令和2年10月-
令和3年3月
令和3年4月-
令和3年9月
令和2でん粉年度計
(1)国内産いもでん粉 186千トン 186千トン
(2)コーンスターチ 976千トン 1,207千トン 2,183千トン
(3)輸入でん粉(糖化製品、化工でん粉) 68千トン 70千トン 138千トン
(4)輸入でん粉(その他) 5千トン 7千トン 12千トン
(5)小麦でん粉 8千トン 7千トン 15千トン
〈用語、数字の確認〉
注1)でん粉年度とは、該当年の10月1日から翌年9月30日までの期間です。
注2)糖化製品とは、異性化糖、ぶどう糖、水あめなどです。
注3)化工でん粉とは、でん粉に物理的、酵素的又は化学的に化工を加えたでん粉です。
注4)ラウンドの関係で計と内訳が一致しない場合があります。

5.その他

(参考)
  でん粉の需給見通し
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/kansho/denpun.html

お問合せ先

政策統括官付地域作物課

担当者:加工第2班 舘澤、竹谷
代表:03-3502-8111(内線4841)
ダイヤルイン:03-6744-2115
FAX番号:03-3593-2608