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農林水産省

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プレスリリース

野菜の生育状況及び価格見通し(令和2年8月)について

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令和2年8月4日
農林水産省
農林水産省は、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況及び価格見通し(令和2年8月)について、主産地等からの聞き取りを行いましたので、その結果を公表します。

1.概要

近年、天候不順により野菜の価格変動が大きくなっている中で、野菜の生育状況や価格の見通しを情報発信するため、平成23年より、主産地、卸売会社、中間事業者等から聞き取りを行い、その結果を農林水産省ホームページに掲載しています。
今般、令和2年8月の野菜の生育状況及び価格見通しの聞き取り結果を次のとおり公表します。
なお、聞き取りを行った14品目の野菜の生育状況は、東京都中央卸売市場外において流通するものについても、同様の傾向です。
また、これまでの公表資料は、次のURLページで公開しております。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai_zyukyu/

2.目的

この見通しは、直近の生育状況及び今後の生育と出荷の見通しから予測される、今後の価格見通しを公表することで、産地の出荷判断と消費者の購買行動の最適化を促し、野菜の供給及び価格の安定を図ることを目的としています。
このため、本見通しにおいて、安値水準で推移することが見込まれる品目については、産地は出荷数量の調整に努めるとともに、消費者は積極的な購入を行う等により消費の拡大に繋がることが望まれます。
また、高値水準で推移することが見込まれる品目については、産地は出荷数量の調整に努めるとともに、消費者においては一時的に安値品目の購入に切り替える等の行動に繋がることが望まれます。
野菜産地では、日頃から安定的な生産と供給に努めていますが、天候等の影響により出荷数量や価格が不安定になることがありますので、最適な出荷判断と購買行動へのご理解とご協力をお願いします。

3.現在の生育状況

 
品目 現在の生育状況
根菜類
(だいこん及びにんじん)

・ だいこんは、概ね平年並み。一部の産地では、低温の影響で、生育がやや遅延している。
・ にんじんは、干ばつが解消し、概ね平年並み。一部の産地では、曇雨天による日照不足の影響で、生育がやや遅延している。

葉茎菜類
(はくさい、キャベツ等)

・ はくさいは、曇雨天による日照不足の影響で、小玉傾向。
・ キャベツ及びねぎは、平年並み。
ほうれんそうは、曇雨天による日照不足の影響で、茎が細く葉の間隔が長く間伸びした状態が見られる産地が多い。

・ レタスは、長雨や曇雨天による日照不足の影響で、生育が停滞し、小玉傾向。

果菜類
(きゅうり、なす等)

きゅうりは、曇雨天による日照不足や低温の影響で、肥大が緩慢。
なすは、曇雨天による日照不足の影響で、生育が遅延している。
トマトは、概ね平年並み。一部の産地では、曇雨天による日照不足や低温の影響で、着色遅延。

ピーマンは、曇雨天による日照不足や低温の影響で、生育が遅延している。

土物類
(ばれいしょ、さといも
及びたまねぎ)

ばれいしょは、概ね平年並み。一部の産地では、生育時の干ばつ等の影響で、やや小玉傾向。
 さといもは、平年並み。
たまねぎは、北海道において、肥大が良好で、平年並み。兵庫県及び佐賀県は、収穫終了。


4.今後の生育、出荷及び価格見通し


品目 主産地
( )書きは令和元年
8月の入荷
シェア
今後の生育及び出荷見通し 価格見通し
(平年(直近5か年
平均)比)
8月前半 8月後半
だいこん 北海道(63%)
青森(31%)


・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

平年並み
で推移
平年並み
で推移
にんじん 北海道(92%)

・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、8月の出荷数量は平年並みで推移する見込みだが、前の産地における干ばつの影響で、7月に生じた大幅な品不足が、直ちに解消されないため、8月前半の価格は平年をやや上回って推移し、8月後半は価格が平年並みに戻る見込み。

高値水準
で推移
平年並み
に戻る
はくさい 長野(96%)

・ 主産地において、日照不足の影響で、小玉傾向であるため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。

今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。

高値水準
で推移
平年並み
に戻る
キャベツ
群馬(75%)
岩手(15%)


主産地において、生育が平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

平年並み
で推移
平年並み
で推移
ほうれんそう
群馬(33%)
栃木(30%)
茨城(14%)


・ 主産地において、日照不足の影響で、軟弱に生育しているが、今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
平年並み
で推移
平年並み
で推移
ねぎ
茨城(34%)
青森(14%)
秋田(12%)


・ 主産地において、生育が平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

なお、7月中下旬は、大雨や長雨の影響で、収穫作業に遅れが生じたため、出荷数量が減少し、価格が平年を上回って推移したが、8月に入り、天候が良好に推移すれば、収穫作業の遅れは解消する見込み。

平年並み
で推移
平年並み
で推移
レタス
長野(84%)
群馬(13%)


・ 主産地において、長雨や日照不足の影響で、生育が停滞し、小玉傾向であるため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。

今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。

高値水準
で推移
平年並み
に戻る
きゅうり
福島(41%)
岩手(24%)
秋田(11%)


主産地において、日照不足や低温の影響で、肥大が緩慢であるため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。

今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。

高値水準
で推移
平年並み
に戻る
なす
群馬(31%)
栃木(28%)
茨城(26%)


主産地において、日照不足の影響で、生育が遅延しているため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。

 今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。

高値水準
で推移
平年並み
に戻る
トマト
青森(18%)
北海道(18%)
福島(17%)
岩手(11%)

・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
平年並み
で推移
平年並み
で推移
ピーマン
岩手(46%)
茨城(20%)
福島(12%)


主産地において、日照不足や低温の影響で、生育が遅延しているため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。

 今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。

高値水準
で推移
平年並み
に戻る
ばれいしょ
北海道(77%)


・ 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、8月の出荷数量は平年並みで推移する見込みだが、前の産地における干ばつの影響で、7月に生じた大幅な品不足が、直ちに解消されないため、8月前半の価格は平年をやや上回って推移し、8月後半は価格が平年並みに戻る見込み。

高値水準
で推移
平年並み
に戻る
さといも 千葉(66%)
宮崎(19%)

主産地において、生育が平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

平年並み
で推移
平年並み
で推移
たまねぎ 北海道(50%)
兵庫(26%)
佐賀(17%)

北海道において、生育が平年並みであり、収穫が終了した兵庫県及び佐賀県において、収穫量が平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

平年並み
で推移
平年並み
で推移

注:「平年並み」とは、平年との比率が80%以上、120%未満であることを示している。

<添付資料>
東京都中央卸売市場における指定野菜の価格の平年比(PDF : 51KB)

お問合せ先

生産局園芸作物課

担当者:朝倉、福田、熊谷
代表:03-3502-8111(内線4822)
ダイヤルイン:03-3502-5961
FAX番号:03-3502-0889