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プレスリリース

香港向け家きん由来製品の輸出再開について

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令和3年7月9日
農林水産省

千葉県及び栃木県における高病原性鳥インフルエンザ発生に伴い、両県で生産又は処理された家きん由来製品の輸出を一時停止しておりましたが、香港当局との協議が終了し、両県の家きん由来製品について、本日より、香港向けの輸出を再開しました。
今回の栃木県及び千葉県の輸出再開をもって、全国から主な輸出先国・地域への輸出が可能となりました。

概要

令和2年11月5日の香川県における高病原性鳥インフルエンザ発生以降、輸出相手国・地域との間で、地域主義の適用について合意し、非発生県からの家きん由来製品の輸出を継続してまいりました。
高病原性鳥インフルエンザが発生した18県については、国際基準であるOIEコードに従い、防疫措置完了から3か月が経過して清浄地域に復帰してから、輸出先国と協議の上、輸出を再開してきたところであり、これまで16県において輸出を再開しています。
今般、千葉県及び栃木県において、防疫措置完了から3か月を経過し、香港当局に、両県の高病原性鳥インフルエンザに関する清浄性が認められ、両県からの家きん由来製品の輸出再開に合意しました。
このため、香港向けについては、令和3年7月9日より、動物検疫所において輸出に必要な輸出検疫証明書の交付を再開しました。
シンガポール、ベトナム及びマカオとの間では、先に協議が整い、令和3年6月30日に両県からの輸出を再開しています。
今回の栃木県及び千葉県の輸出再開をもって、主な輸出先国・地域への全国からの輸出が可能となりました。

<2020年の輸出額>
香港向け鶏肉:14.9億円(総輸出額20.6億円)
香港向け鶏卵:44.6億円(総輸出額45.9億円)
出典:財務省「貿易統計」

<過去の経緯>
令和2年11月5日:日本全国からの家きん由来製品の輸出を一時停止
令和2年11月6日:香川県以外で生産及び処理された家きん由来製品の香港向け輸出を再開
令和2年12月24日:千葉県からの家きん由来製品の輸出を一時停止
令和3年3月13日:栃木県からの家きん由来製品の輸出を一時停止
令和3年7月9日:千葉県及び栃木県で生産及び処理された家きん由来製品の香港向け輸出を再開

参考

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:沖田、木村
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295