プレスリリース
米国からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置について
農林水産省は、2月10日(木曜日)、アメリカ合衆国(以下「米国」という。)インディアナ州からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を講じました。
1.経緯
米国インディアナ州の家きん飼養農場において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が確認された旨、米国家畜衛生当局から情報提供がありました。
2.対応
米国家畜衛生当局からの情報提供を受け、本病の我が国への侵入防止に万全を期するため、令和4年2月10日(木曜日)、米国インディアナ州からの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止(※)しました。
なお、今後、米国家畜衛生当局から提供される詳細情報を確認し、当該発生が野鳥に由来するものであって、防疫措置により封じ込められていることが確認できた場合には、二国間で設定した輸入条件に基づき一時輸入停止措置の範囲を発生郡に縮小する場合があります。
※発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等、家きん卵等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。
(参考)米国からの生きた家きん、家きん肉等、家きん卵等の輸入実績
2019年 | 2020年 | 2021年 | |
生きた家きんのひな(羽) | 105,438 | 43,621 | 25,876 |
(日本の総輸入量) | (467,051) | (338,032) | (493,651) |
家きん肉等(トン) | 18,293 | 13,491 | 16,922 |
(日本の総輸入量) | (1,092,944) | (1,021,239) | (1,093,272) |
家きん卵等(トン) | 7,770 | 8,964 | 11,922 |
(日本の総輸入量) | (25,843) | (23,218) | (28,559) |
出典:財務省「貿易統計」
(米国農務省(USDA)発表の統計(2020年)によれば、米国の総生産量に占めるインディアナ州の割合は、鶏肉については約8.6%、卵については約9.3%。)
令和3年10月8日付けプレスリリース「米国カリフォルニア州からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/211008.html
令和3年11月29日付けプレスリリース「米国からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/211129_3.html
令和4年1月13日付けプレスリリース「米国からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/220113_7.html
お問合せ先
消費・安全局動物衛生課
担当者:沖田、村井
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295