プレスリリース

武部農林水産副大臣がスイス政府主催WTO非公式閣僚会合に出席しました

令和4年1月21日(金曜日)スイス政府主催のWTO非公式閣僚会合がテレビ会議形式で開催され、我が国から武部農林水産副大臣、林外務大臣、萩生田経済産業大臣が出席しました。

1.スイス政府主催WTO非公式閣僚会合とは

本会合は、例年、世界経済フォーラム（ダボス会議）の開催に合わせて、スイスの呼びかけで開催されてきましたが、本年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況に鑑み、延期されたダボス会議とは切り離して、昨日、テレビ会議形式で開催されました。
今回の会合では、延期された第12回WTO閣僚会議の鍵となる成果（貿易と保健、漁業補助金）、今後のWTOとしての作業の道筋（農業交渉、WTO改革）について議論がなされました。

※参加メンバー（計29か国・地域、機関）
豪州、ブラジル、カメルーン、カナダ、チャド、チリ、中国、コスタリカ、EU、インド、インドネシア、ジャマイカ、日本、カザフスタン、ケニア、韓国、メキシコ、モロッコ、NZ、ナイジェリア、ノルウェー、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、南アフリカ、スイス（議長国）、英国、米国、WTO事務局

2.我が国の発言概要

武部農林水産副大臣からは、漁業補助金交渉について、ア）合意に向け交渉を着実に進めていくべきこと、イ）適切な資源管理を行っている場合には補助金は許容されるべきこと等について発言しました。農業交渉については、今後の交渉を予断しない作業計画とすることが不可欠であること等について発言しました。