ミャンマーにおける新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴うAPTERRを通じたコメの緊急支援実施について
我が国は、COVID-19感染が急激に拡大するミャンマーに対し、アセアン+3緊急米備蓄(APTERR)における我が国の拠出金(現金備蓄)を活用した30万米ドルの緊急コメ支援(現地米750トン相当)を行うことを決定し、令和2年10月15日付けでAPTERR理事会において承認されました。
- ミャンマーでは、令和2年3月下旬に同国内でCOVID-19感染者が確認され、同年8月中旬以降、急激に感染が拡大しています。ミャンマー政府は、感染拡大地域に対する自宅待機義務化等のロックダウン措置を講じていますが、感染拡大の勢いは同国全土に波及し、同国内の隔離地域(病院含む。)における検疫者数は、その家族を含めると約16万人(同年9月17日時点)にのぼっています。
- これを受けてミャンマー政府は、上記隔離地域における食料不安を防止するため、令和2年4月14日付けでCOVID-19対応へのAPTERRスキームの活用を提言したアセアン+3特別首脳会議共同声明に従い、APTERR事務局に対して3,500トンの緊急コメ支援を要請、同年9月22日にはAPTERR事務局から各加盟国に対してミャンマーへの緊急支援要請を発出しました。
- 今般の我が国の対応は、この要請に即応したものです。
参考:APTERR関連資料
- アセアン+3緊急米備蓄(APTERR)の概要(PDF : 75KB)
- アセアン+3緊急米備蓄(APTERR)の支援について(PDF : 174KB)
- アセアン+3特別首脳会議共同声明(令和2年4月14日)(外部リンク、外務省HP)
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