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農林水産省

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更新日:令和4年12月8日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第105号)(臨時号:令和4年12月8日)


皆様、こんにちは。農林水産省農産局(米政策の担当部局)です。いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。

このメルマガは、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めていく一環として、需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等をきめ細かく提供しようと毎月配信しています。
今回は第105号(臨時号)ということで、米粉の事業や米粉について情報提供いたします。
是非最後までお読みください!

米粉の利用拡大支援対策事業について

先月号で概要を御紹介した、令和4年度農林水産関係第2次補正予算で措置された、米粉の利用拡大支援対策事業(140億円)について御紹介します。
<対策のポイント>
世界の食料需給等を巡るリスクが顕在化する中、国内で唯一自給可能な穀物である米を原料とした米粉の活用は重要な課題です。
米粉の利用拡大に向け、米粉の特徴を活かした商品の開発、需要の拡大に対応するための製造能力の強化、米粉専用品種の生産拡大に向けた取組といった、消費・流通・生産それぞれの段階における取組を集中的に支援します。
以下の、4つの事業から構成されております。

(1)米粉商品開発等支援対策事業
支援対象取組:米粉の利用拡大を推進するために必要な米粉や米粉を原材料とする商品開発とその製造・販売に係る取組等
補助対象者:1.食品の加工・製造を行っている事業者又はこれらが組織する団体
                 2.飲食店その他食事の提供を伴う事業を行っている者又はこれらが組織する団体
                 3.食品流通事業者
支援対象経費:商品開発費、商品開発に伴う機械導入、製造ラインの変更、増設費、食品表示変更に伴う包材資材の更新、商品の宣伝広告費、商品の市販段階における原材料費
補助率:1/2等(原材料費の支援は、大企業の場合1/3)
補助上限/下限:2億円/100万円(原材料費は別に1億円/100万円)

(2)米・米粉消費拡大対策事業
支援対象取組:国内で自給可能な米・米粉や米粉製品の利用拡大に向けた情報発信等の取組
補助対象者:民間団体等
支援対象経費:事業費、旅費、謝金、人件費、賃金、委託費等
補助率:定額

(3)米粉製品製造能力強化事業
支援対象取組:米粉製粉・米粉製品製造能力の強化を促進するため、米粉製粉事業者又は食品製造事業者の施設整備、製造設備の増設等
補助対象者:新用途米粉又はこれを原料とする加工食品を製造する者
支援対象経費:上屋等(出荷される製品の主原料が米粉であって小麦グルテンを含まない取組に限る)、機械・設備等
補助率:1/2
補助上限/下限:50億円/2,500万円

(4)米粉種子増産事業
支援対象取組:米粉専用品種の種子増産・供給に必要な機械・施設の整備
補助対象者:米粉種子生産者、農事組合法人、特定農業団体、JA、農業者が組織する団体、公社、民間事業者等
支援対象経費:育苗施設、乾燥調製施設、穀類乾燥調製貯蔵施設、種子種苗生産関連施設の施設・機械の整備に要する経費
補助率:1/2
上限事業費:・育苗施設、乾燥調製施設、穀類乾燥調製貯蔵施設    設定なし
                 ・種子種苗生産関連施設    計画処理量1トンにつき1,113千円

(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r4hosei_pr09.pdf

米粉の利用拡大支援対策事業の公募の御案内

各事業の公募状況について御案内いたします。

(1)米粉商品開発等支援対策事業
事業実施主体(事務局)の公募:令和4年12月7日(水曜日)~12月20日(火曜日)午後5時
なお、食品製造事業者、飲食事業者、食品流通事業者等の公募については、また別途、事業実施主体決定後、令和5年1月頃に公募予定です。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/221207_161-1.html

(2)米・米粉消費拡大対策事業
事業実施主体の公募:令和4年12月7日(水曜日)~12月20日(火曜日)午後5時
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/221207_161-2.html

(3)米粉製品製造能力強化事業
事業実施主体の公募(予定):令和4年12月中下旬~令和5年1月中下旬の1か月程度

(4)米粉種子増産事業
事業実施主体の公募(予定):令和4年12月中下旬~令和5年1月中下旬の1か月程度

膨らむ!米粉の世界(米粉の歴史)

  米粉とは、辞書的な意味としては、読んで字のごとく、「米をひいて粉状にしたもの」であり、また、菓子や糊にする、とも記載されています。
  この米粉は、古くは奈良時代からせんべいのような米菓や和菓子などに使われてきました。従来、杵で搗いたり、金属製のロールで粉砕したり、水に漬けた米を石臼で挽いたりしていましたが、最近では、渦巻き状のジェット気流を利用し、粒子同士を衝突させて超微粒子に加工する気流粉砕という製粉方法が確立されるなど、細かい粒度の粉にする製粉技術や加工技術が発展し、パンやケーキ、麺類などの新たな用途に使用できる米粉が作れるようになりました。
  本コーナーでは、今後、米粉に関する様々な情報を発信していく予定です!今回御紹介したように、米粉の歴史は古いようで新しく、またその用途も限定的かと思いきや、非常に汎用性が高く、米粉の世界はまだまだ発展途上と言えます。是非皆さんと米粉の世界を膨らませていければと考えています。今後も是非御覧ください。

(出典:農林水産省東海農政局HP(米粉の情報) https://www.maff.go.jp/tokai/seisan/shinko/komeko/type.html
            広辞苑、大辞林)

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(回答はこちらから)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/seisaku_tokatu/kikaku/160815.html

お問合せ先

農産局農産政策部企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8964

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