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農林水産省

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更新日:令和5年3月20日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第109号)(令和5年3月20日)


皆様、こんにちは。農林水産省農産局(米政策の担当部局)です。いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。

このメルマガは、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めていく一環として、需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等をきめ細かく提供しようと毎月配信しています。
是非最後までお読みください!

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

〇価格
(1)令和4年産米の相対取引価格(令和5年2月)は、全銘柄平均で13,840円/玄米60kg(対前月差▲106円)です。出回りの9月からの令和4年産平均価格は13,867円(対前年産+1,063円)です。
(2)令和5年1月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、1,904円(対前月差▲20円、対前年同月差+43円)です。
※上記の価格はいずれも税込価格

〇販売動向
(1)令和4年産米の全国の集荷数量(令和5年1月末)は256.2万トン(対前年同月差▲20.6万トン)、契約数量は205.9万トン(同+3.7万トン)、販売数量は69.3万トン(同▲2.2万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和5年1月末)の対前年同月比は101.4%(対令和元年同月比では98.6%。以下括弧内は同様)です。うち小売事業者向けが99.9%(104.4%)、中食・外食事業者等向けが103.3%(92.6%)です。販売価格の対前年同月比は、小売事業者向けが102.2%、中食・外食事業者等向けが95.9%です。
(3)令和5年1月末の全国の事前契約数量は145.0万トン(対前年同月比+10.0万トン)です。

〇民間在庫
令和5年1月末の全国段階の民間在庫量は、出荷及び販売段階で306万トン(対前年同月差▲20万トン)です。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和5年3月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の変更について

令和5年3月1日(水曜日)に食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開催し、「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」の変更案について、了承されました。
なお、令和4/5年の需要見通しについては、昨年10月に設定した「691~697 万トン」から変更を行いませんでした。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokuryo/230301/230301.html

水田における作付意向について(令和5年産第1回中間的取組状況(1月末時点))

農林水産省では、産地・生産者が主体的に作付を判断し、需要に応じた生産・販売を行うことができるよう、きめ細やかな情報提供を行うこととしています。その一環として、都道府県農業再生協議会及び地域農業再生協議会による作付意向の聞き取りに基づき、都道府県別及び地域農業再生協議会別の作付意向(中間的取組状況)を公表しました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/sakudou.html

GFPグローバル産地港湾等連携輸出拡大委託事業(本省2)実施報告書について

今年度、農産局企画課では、標記の委託事業において、コメに係る効率的な輸出物流の構築を目指し、輸出物流の課題・検証、物流方法による品質実証、国内・海外の物流調査、これらを踏まえた効率的な輸出物流の提案を行う実証事業を行いました。
この度、同事業の実施報告書をHPにて公表しました。本事業成果を、皆様の輸出に係る取組にお役立ていただければ幸いです。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kome_yusyutu/gfp.html

コメ・コメ加工品の輸出実績について

2022年のコメ・コメ加工品の輸出実績について紹介します。
2022年のコメ・コメ加工品の輸出額は613億円(対前年比17%増)となりました。
そのうち、コメの輸出数量は28,928トン(対前年比27%増)、輸出額は74億円(対前年比24%増)となりました。特にアメリカにおいて、干ばつ等によるカリフォルニア産米の価格高騰等により、日本産米のオーダーが増加したことから輸出が増加しました。また、香港・シンガポール向けについても、日本食レストラン等の店舗拡大に伴い、業務用需要が増加したことなどにより輸出が増加しました。
また、コメ加工品についても、米菓は55億円(対前年比2%減)、日本酒は475億円(対前年比18%増)、パックご飯は8億円(対前年比33%増)、米粉及び米粉製品は1.0億円(対前年比76%増)となりました。
昨年12月に改正輸出促進法に基づき認定された一般社団法人全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会(通称:全米輸)を中心としたプロモーションの実施等により、引き続き、皆様の輸出に係る取組を支援してまいります。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kome_yusyutu/kome_yusyutu.html#jisseki

温室効果ガス削減の「見える化」ラベルの実証店舗累計100か所達成!

農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」に基づき、環境にやさしい持続的な消費の拡大を目指しています。令和4年9月から、店頭で温室効果ガス削減率を星の数で表示する「見える化」を進めており、令和5年3月7日時点で、温室効果ガスを削減して生産された米、トマト、キュウリを実証販売している店舗が、累計100か所を超えました。
持続可能な食料システムを構築するためには、脱炭素化等の環境配慮の取組を推進するとともに、その取組を可視化し、気候変動対策への資金循環や持続可能な消費行動を促すことが重要です。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/230307.html

J-クレジットで「水稲栽培による中干し期間の延長」が新たな方法論として承認

農林水産省は、我が国全体のメタン排出量の約4割を占める水田からのメタン排出の削減を推進しています。令和5年3月1日に、J-クレジット制度運営委員会において、「水稲栽培による中干し期間の延長」がJ-クレジット制度における新たな方法論として承認されました。施行は4月中旬の予定です。
中干し期間を、その水田における直近2か年以上の実施日数の平均より7日間以上延長し、所定の審査を受けると、削減量分の「クレジット」の認証を受けることができます。
J-クレジット制度とは、温室効果ガスの排出削減量を「クレジット」として国が認証し、取引を可能とするものです。農林漁業者等による排出削減量が「見える化」されるとともに、農林漁業者等が、温室効果ガスの削減・吸収の取組により生じるクレジットから販売収入を得ることができるため、農林水産分野での活用が期待されます。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/230301.html

令和5年度予算の公募の御案内

令和5年度予算の補助事業のうち米関係の公募情報についてお知らせいたします。
1   令和5年度米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち周年供給・需要拡大支援
産地の自主的な取組により需要に応じた生産・販売が行われる環境を整備するため、主食用米を長期計画的に販売する取組、海外向け・業務用向け等への販売促進等の取組又は非主食用への販売の取組を支援します。
公募期間(事業実施主体の公募):令和5年3月10日(金曜日)~4月11日(火曜日)
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/230310_120-1.html

2   令和5年度米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち業務用米、新市場開拓用米等の安定取引拡大支援(新市場開拓用米の販売拡大の取組)
新市場開拓用米の販売拡大に貢献することを目的に、海外において新たな市場開拓に取り組む事業者等を支援します。
公募期間(事業実施主体の公募):令和5年3月13日(月曜日)~3月28日(火曜日)
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/230313_120-1.html

やっぱりごはんでしょ!チームが第4弾動画公開!~ハウス食品とのコラボ~

「やっぱりごはんでしょ!」BUZZ MAFFチームが第4弾として、ハウス食品とのコラボ動画「カレーの会社にカレーに合うおいしいお米の炊き方教わりました。」を公開しました。カレーに合うお米の炊き方のコツを実践形式で紹介しておりますので、是非御覧ください。
(詳しくはこちら)
https://www.youtube.com/watch?v=vNQmkR9icVE[外部リンク]

精米年月旬表示への切替えに取り組んでいる事業者名一覧について

玄米及び精米商品の年月旬表示への切替えによる食品ロスの削減や物流の合理化を進めるためには、より多くの事業者が見直し・切替えに取り組むことが効果的です。
米取扱事業者の皆様による年月旬表示への切替えを後押しするため、年月旬表示への切替えに取り組んでいる(又は予定している)事業者を募集し、取りまとめ結果を公表しています(令和5年2月28日までの受付分)。
引き続き、事業者の皆様からの応募を、随時、受け付けておりますので、事業者名一覧への掲載を希望される場合は、応募フォームから是非御応募ください。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/200414.html
(応募フォームはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kansyusurvey.html

膨らむ!米粉の世界(ノングルテン米粉認証)

米粉の国内普及・輸出拡大に向けて、平成29年5月、米粉製造業者や米粉を利用する食品製造業者、外食事業者、原料米の生産者団体、消費者団体等の関係者から構成される「日本米粉協会」が設立されました。同協会では、平成30年6月にノングルテン米粉の第三者認証制度の運営を開始しました。
ノングルテン米粉認証とは、サンプル検査によりグルテン含有が1ppm以下であることと、製造工場における当該製品の安定した生産・検査・出荷体制を確認した米粉にノングルテン米粉認証マークが付与されます。ノングルテン認証製品第1号は、2018年6月に誕生しました。
今後、認証の拡大を通じて国内外における米粉製品の販売の拡大が期待されます。
(農林水産省資料「米粉をめぐる状況について」)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/komeko/#meguji
(日本米粉協会HP)
https://www.komeko.org/[外部リンク]

「やっぱりごはんでしょ!」SNSの発信強化中!

インスタグラム、省公式YouTubeチャンネル「BUZZMAFF」で、ごはんの魅力や米粉の活用方法について発信強化中です。是非「いいね!」&フォローをお願いいたします!
(インスタグラム公式アカウントはこちら)
https://www.instagram.com/gohan_maff/[外部リンク]
ユーザーネーム:gohan_maff
(省公式YouTubeチャンネルはこちら)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVc03uX0IwZtHPJonvqm-dPd-iH_TdfD_[外部リンク]

「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています

読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げてほしい内容、メールマガジンに対する御意見や御感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。

(回答はこちらから)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/seisaku_tokatu/kikaku/160815.html

お問合せ先

農産局農産政策部企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8964

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