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農林水産省

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更新日:令和2年2月10日
担当:政策統括官付農産企画課

米に関するメールマガジン(第71号)(令和2年2月10日)


平成30年産からの米政策については、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、その一環として、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行っています。

  令和元年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等の状況について(令和元年12月)、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめ、公表しましたのでお知らせします。

令和元年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等について(令和元年12月)

相対取引価格

  令和元年12月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で15,745円/玄米60kg、相対取引数量は、全銘柄合計で28万トンとなっています。

契約・販売状況

  令和元年12月末現在の全国の集荷数量は265万トン、契約数量は202万トン、販売数量は65万トンとなっています。

民間在庫の推移

  令和元年12月末現在の全国段階の民間在庫は、出荷・販売段階の計で322万トンとなっています。

参考資料

精米時期の「精米年月旬」表示ができるようになります

現在、精米商品については、包装に「精米年月日」を記載することが義務づけられています。このたび、精米商品が日持ちするものであるという特性を踏まえ、食品ロス削減にもつながることから、今年4月以降、「精米年月旬」の記載も認められる方向になりました。例えば、「令和2年2月7日」と従来通り精米時期を「年月日」で記載してもよいし、「令和2年2月上旬」という記載でもOKになります。

今後、パブリックコメント(2月15日まで消費者庁で募集中)を踏まえて、年度内に運用の詳細が決まりますので、またお知らせします。

(※1月23日の消費者委員会食品表示部会で議論が行われました。資料などはこちらから)
https://www.cao.go.jp/consumer/kabusoshiki/syokuhinhyouji/bukai/058/shiryou/index.html(外部リンク)

「米マッチングフェア2019」(東京)の御案内

中食・外食向けのコメ需要は今後も堅調な伸びが見込まれます。その需要と供給のマッチングを促進する今年度最後のフェア(商談会)が2月12、13日に東京で開催されます!

今回は主に広域・大規模事業者向けで、和食料理界で活躍中の料理長が業務用の米品種を使った「ごはん料理」を披露し、レシピを紹介するセミナーもあります。

生産者の皆様にはユーザーが求める多様な米のニーズをつかむ場として、また実需者の皆様には自分たちのほしい米の発掘の場として、ぜひこのマッチングフェアをご活用ください!

 (詳細及び参加申込みはこちらから)

https://kome-matching.com/ (外部リンク)

【東京(ホテルグランドパレス)】

〇2020年2月12日(水曜日)

セミナー 第一部 10:30~11:30(講師:FAIN様)

            第二部 11:30~12:30(講師:新宿割烹中嶋・中嶋貞治 氏)

試食時間 12:30~14:00

展示商談会  12:30~17:00

 

〇2020年2月13日(木曜日)

セミナー 10:30~11:30(講師:おむすび権米衛・岩井健次氏 他)

試食時間 11:30~13:00

展示商談会 11:30~16:00

「米取引の事前契約研究会」を行っています

農林水産省では、主食用米について、「播種前」、「複数年」などの事前契約に基づく取引の拡大を図るため、そのあるべき内容などについて研究・検討を行う「米取引の事前契約研究会」を1月からスタートさせました(3月まで全4回開催予定)。委員として生産者、集出荷団体、米卸業者や外食・中食産業、有識者にご参加いただいています。国内需要の減少や、気候の影響による豊凶変動リスク、価格変動リスクにも対応し安定的な稲作経営を実現できるよう、事前契約を拡大していくことは重要であり、研究会のとりまとめ内容を今後、関係者の皆様に周知していきたいと考えています。各回の概要や資料は農林水産省ホームページにて公表していますので、ご覧ください。

(こちらから)→ https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/jizenn.html  

米粉利用拡大セミナー、盛況でした!(福岡)

最近は「米粉パン」「米粉スイーツ」などを目にする機会が増えてきていますね。グルテンフリーにも益々注目が集まる中、九州農政局は1月18日、福岡県で米粉利用拡大セミナー『もっと広がれ!米粉の魅力』」を開催しました。

米粉はパン・麺・洋菓子などへの利用だけでなく、最近では製粉・加工の技術革新により商品開発が進み、より魅力ある食材として進化中。その魅力を知ってもらおうと「ひと手間かけたヘルシーな米粉料理」を紹介し、約120名の参加者に手軽さや使い勝手の良さを感じてもらいました。また、製粉メーカーによる最新の製粉技術や二次加工技術の講演では、吸水性が高い=しっとり、粒子が小さい=なめらか、など、米が持つ品質特性を最大限に引き出すことが可能となり、例えばスポンジケーキの原料に使うと内層のきめ立ちが細やかになることなど、さらに美味しさの可能性が広がることも紹介いただきました。

今後も米粉の魅力に着目し、多くの方に知ってもらえるよう取り組んでいきたいと思います。

「やっぱりごはんでしょ!」ホームページ(更新情報)

農林水産省の米担当者が広報チームをつくり、「米の消費拡大」のために様々な情報発信をしています。ぜひご覧ください。また、周りの方にもご紹介ください。

(HPはこちらから)→ https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/gohan.html

 最近アップされた情報を1つご紹介します。

【お茶の水女子大「お茶づけ祭り」が開催されました】

1月20~24日の間、東京のお茶の水女子大学の学生食堂において、同大学の大学生協とOchas(同校公認サークル)の全面協力のもと、(株)永谷園による「お茶大お茶づけ祭り」が開催。Ochasと永谷園が共同で考案した「ほかほか生姜餡のかに玉茶づけ」、「オクラと蒸し鶏の梅茶づけ」が販売されました。実際にイベントにお邪魔して大学生に話を聞きましたが、お米が大好きで毎日お米を炊いているという学生から、一人暮らしで炊飯器すら持っていないという学生までいて、一人暮らしの学生が手軽に健康的な食事を取ることができるにはどうしたらいいのかを改めて考えさせられました。

 学生のアンケートも載せています。イベントの詳細は こちら(PDF : 1,813KB)

 2019年のコメ・コメ加工品の輸出実績を公表しました

2019年の年間実績について、農林水産省ホームページで公表しました。

日本産のコメ・コメ加工品の輸出金額は堅調に増加しており、金額ベースは対前年比で6%増の323億円となりました。うちコメ(精米・玄米)の輸出数量は17,381トン(前年比+26%)、輸出額は46億円(前年比+23%)と大幅に増加しています。輸出先の上位3カ国は前年と同様で香港、シンガポール、米国の順でした。以下、コメ(精米・玄米)の輸出量が大きく増加した国の背景・要因についてご紹介します。

【米国】輸出量は1,980トン(前年比+54%)、金額は5.4億円(前年比+34%)。米国産米の価格が上昇し、日本産米との価格差が縮まったことにより、日系スーパー及び高級日本食レストラン等で取扱いが増加中です。米国の中でも西海岸向けが中心でしたが、近年、輸出事業者による取組の効果もありニューヨークなど東海岸への輸出も増加しています。

【中国】輸出量は1,007トン(前年比+92%)、金額は3.6億円(前年比+72%)。日本食レストランでの取扱い増加に加え、小売では日本産米アンテナショップの出店や日系だけでなく現地系小売店での取扱いが増えていること、また中国では主要販売経路であるECサイトでの販売が好調なことや、高級品として中秋節・春節向けギフト用の伸びが著しいこと等が寄与していると考えられます。また、展示会でのPR、SNSによる情報発信の効果も出てきています。特に北海道産米が人気で、輸出量の約半分を占めました。

【フィンランド】輸出量は183トン(前年比+289%)、金額は0.4億円(前年比+263%)。

寿司人気の高まりを背景に、現地大手スーパーで販売される持ち帰り用寿司向けに日本産米が輸出されるようになったことで、著しく増加しました。

(輸出実績について、詳しくはこちらから)

https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kome_yusyutu/kome_yusyutu.html#jisseki

米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施 

  読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施します。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しております。ご協力をお願い致します。

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お問合せ先

農産局農産政策部企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8964

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