更新日:令和2年6月9日
担当:政策統括官付農産企画課
米に関するメールマガジン(第75号)(令和2年6月9日)
皆様、こんにちは。農林水産省政策統括官(米政策の担当部局)です。いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。 |
酒造好適米への支援策について~新型コロナウイルス感染症関連
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、外食利用が減少し、日本酒の販売も不振となってしまっており、酒造好適米の需要も残念ながら大きく減ってしまいそうです。このため、令和2年度予算事業等の運用を改善し、下記のような支援策を講じることとしました。詳細はまたあらためて情報提供したいと考えていますが、産地においてはご活用をご検討ください。
【米穀周年供給・需要拡大支援事業】
酒造好適米について、長期計画的な販売の取組を行う産地に対し、保管経費の支援対象期間を以下のとおり拡大。
(1)令和元年産:令和3年4月~10月
(2)令和2年産:令和2年11月~令和3年3月
【水田活用の直接支払交付金】
輸出用日本酒の原料となる令和2年産の酒造好適米について、水田活用の直接支払交付金の産地交付金の新市場開拓米(2万円/10a)の対象に追加。
(そのほか、米生産者向けの支援策の詳細はこちら)
→ https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/pdf/support_1-5.pdf
新型コロナウイルス感染者発生時の対応・業務継続に関するガイドライン
農林水産省では、農業者や食品関係事業者向けに、新型コロナウイルス感染者発生時の対応・業務継続に関するガイドラインを作成し、HPで掲載しています。
(詳しくはこちら)
→ https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/ncv_guideline.html
令和2年産米等の作付意向について(第2回中間的取組状況)
農林水産省は、産地・生産者に対してきめ細やかな情報提供を行うため、令和2年産における各都道府県の主食用米、戦略作物等の作付意向について、第2回中間的取組状況(令和2年4月末現在)を取りまとめました。ご確認ください。
(2月末時点からの主な変動)
主食用米 減少6県→12県 、前年並み41県→35県
加工用米 減少6県→17県
飼料用米 減少10県→20県
(詳しくはこちら)→
https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/s_taisaku/200527.html
令和2年度「飼料用米多収日本一」募集開始
農林水産省及び一般社団法人日本飼料用米振興協会では、飼料用米の生産に取り組まれる農家の生産技術の向上を図るため、「飼料用米多収日本一」コンテストを平成28年度から開催しているところです。今年度の募集は6月1日から開始しました!
対象者は、令和2年産の飼料用米の生産者で、次の要件を全て満たす方です。
1.多収品種(知事特認を含む)をおおむね1ha以上生産する方
2.生産コスト低減等に取り組む方
(詳しくはこちら)
→ https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kokumotu/200601.html
精米表示の見直し(精米年月旬表示の導入)の詳細はこちら!
このメルマガでも何度かお伝えしてきましたが、食品ロスの削減や物流効率化の観点から、このほど精米商品の表示の見直しが行われました。販売商品に義務づけられている「いつ精米したのか」の表示について、従来の「精米年月日」に加えて、「精米年月旬(上旬/中旬/下旬)」でも表示することが認められました。農林水産省HPの専用ページで詳しい情報を掲載していますので、是非ご覧ください。
→ https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/200414.html
なお、これまでお問い合わせが多かったのは、米穀店や米穀卸売業者さんからの「米袋の取扱」についてです。今回の年月旬表示の導入に伴い、「精米年月日」と書かれていたところを「精米時期」と変更してもらう必要があるため、既に「精米年月日」と印刷して完成している米袋は使えなくなってしまうのか、というご質問でしたが、令和4年3月31日までの間は、従来の米袋も使用可能です。詳しくは上記のリンク先のQ&Aの問36をご覧ください。
今月の「やっぱりごはんでしょ!」Facebook(更新情報)
農林水産省の米担当者が広報チームをつくり、「米の消費拡大」のために様々な情報発信をしています。ぜひご覧ください。また、周りの方にもご紹介ください。
(Facebookはこちらから)→ https://www.facebook.com/maffgohan(外部リンク)
最近Facebookにアップされた情報を1つご紹介します。
【あのごはんとステイホーム♪ 東京・板橋区の「板五米店」のおにぎりと「のり弁」】
お米を使ったテイクアウトメニューを展開している中食・外食事業者の方々を応援する「あのごはんとステイホーム!」シリーズから。江戸時代の宿場町・旧中山道沿いの商店街にある築100年以上のお米屋さんだった建物を再生したおしゃれなごはんカフェ「板五米店~旅とお結び~」さん。お結びやお弁当に合うブレンド米をかまどで炊くこだわりや、商店街活性化の取組などをご紹介しました!
他にも続々とおいしいテイクアウトごはん情報が掲載されていきますので、是非ご覧ください。
(中食・外食事業者のテイクアウト商品情報はこちらから→)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/seisaku_tokatu/b_taisaku/system/nakasyoku2.html
(炊飯事業者の情報はこちらから→)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/seisaku_tokatu/b_taisaku/system/suihan2.html
米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施
読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施します。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しております。ご協力をお願い致します。
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お問合せ先
農産局農産政策部企画課
担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8964