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農林水産省

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更新日:令和4年4月19日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第97号)(令和4年4月19日)


皆様、こんにちは。農林水産省農産局(米政策の担当部局)です。いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。

このメルマガは、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めていく一環として、需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等をきめ細かく提供しようと毎月配信しています。
是非最後までお読みください!

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

〇価格
(1)令和3年産米の相対取引価格(令和4年3月)は、全銘柄平均で12,777円/玄米60kg(前月比▲76円)です。出回りの9月からの令和3年産平均価格は12,903円(前年産比▲1,626円)です。
(2)令和4年2月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、1,845円(対前月比▲16円、対前年同月比▲160円)です。
上記の価格はいずれも税込価格

〇販売動向
(1)令和3年産米の全国の集荷数量(令和4年2月末)は283.5万トン(対前年同月比▲5.0万トン)、契約数量は222.2万トン(同+3.7万トン)、販売数量は88.4万トン(同▲0.3万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和4年2月末)の対前年同月比は97.8%(対令和元年同月比では95.4%。以下括弧内は同様)です。うち小売事業者向けが95.3%(101.7%)、中食・外食事業者等向けが101.3%(88.1%)です。販売価格の対前年同月比は、小売事業者向けが91.9%、中食・外食事業者等向けが93.1%です。

〇民間在庫
   令和4年2月末の全国段階の民間在庫量は、出荷及び販売段階で299万トン(前年同月比+6万トン)です。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和4年4月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

米を利用した新たな商品開発等の取組の支援について

   米の需要減少が継続する中で、米の需要を拡大・創出し、主食用米の需給ギャップを縮小させるため、今年度から補助事業として、米を利用した新たな商品開発等の取組を支援します(現在、事務局機能を担う事業実施主体の選定中であり、選定後、事務局を通じて、支援対象となる事業の公募予定です。)。
支援対象となる取組:
 (ア)事業実施者がこれまでに製造又は販売を行っていない新規性のある商品の開発、プロモーション等
 (イ)事業実施主体が実施するコンテストの受賞アイディアの商品化・事業化
対象経費:
   市場調査、試作品の検討や製造、パッケージの開発、ラベルのデザインの作成、成分分析、パンフレットの作成、試食会の開催、商談会への出展、テストマーケティング、機械の導入(レンタル・リース)に要する経費
補助率:定額(テストマーケティング、機械のみ1/2)
補助上限/下限:1000万円/100万円

(詳しくはこちら)
   https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/attach/pdf/220328_120-1-6.pdf(PDF:477KB)

令和4年産から、ナラシ対策の運用が変わります

   需要に応じた米生産を後押しするため、令和4年産から、具体的な出荷・販売予定に従って計画的に生産された米が補てんの対象となるようナラシ対策の運用を見直します。(ナラシ対策の対象農産物のうち、麦や大豆は、既に、播種前契約に基づき出荷・販売したものを補てんの対象としています。)
   ナラシ対策に加入予定の稲作農業者の皆さまは、6月末までの加入申請に当たり、予め出荷・販売契約の締結又は販売計画の作成が新たに必要となります。併せて、出荷・販売予定数量の報告も必要となりますので御注意ください。
見直しの具体的な内容や、申請手続きの変更点など、詳細については下記リンク先のページを御覧ください。

(詳しくはこちら)
   https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/antei/r4_narashi_minaoshi.html

精米年月旬表示への切替えに取り組んでいる事業者名一覧を公表しました

   玄米及び精米商品の年月旬表示への切替えによる食品ロスの削減や物流の合理化を進めるためには、より多くの事業者が見直し・切替えに取り組むことが効果的です。
   米取扱事業者の皆様による年月旬表示への切替えを後押しするため、年月旬表示への切替えに取り組んでいる(又は予定している)事業者を募集し、取りまとめ結果を公表しました(令和4年3月31日までの受付分)。
   引き続き、事業者の皆様からの応募を、随時、受け付けておりますので、事業者名一覧への掲載を希望される場合は、応募フォームから是非御応募ください。

(詳しくはこちら)
   https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/200414.html
(応募フォームはこちら)
   https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kansyusurvey.html

「よしもともニッポンフードシフト」吉本興業とのコラボ動画を配信中!

   農林水産省と吉本興業がタッグを組み「よしもともニッポンフードシフト」を実施し、食にちなんだ芸名・コンビ名を持つよしもと「食」芸人が、農林水産省職員とコラボした動画や、全国の食の現場を取材している様子とその内容を漫才にした動画を投稿しています。
   米にちなんだコンビ名のライスが当省の穀物課のお米担当の職員とコラボした、「意外と美味い?」職員オススメのご飯のお供を紹介する動画が公開されています。是非御覧ください。

(詳しくはこちら)
   https://nippon-food-shift.maff.go.jp/yoshimotomovie/[外部リンク]

今月のお米紹介~「とよめき」~

   今月御紹介するのは、「とよめき」。コシヒカリに比べ、極めて高い収量が期待される早生品種です。由来は多収の評判が響き渡ることをイメージしているとのこと。炊いたお米は粘りが少なく、冷凍米飯等の加工用米としての利用に適しています。皆さんが食べている冷凍炒飯などにも「とよめき」が使用されているかもしれません。

「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています

   読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げてほしい内容、メールマガジンに対する御意見や御感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。

(回答はこちらから)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/seisaku_tokatu/kikaku/160815.html

お問合せ先

農産局農産政策部企画課

担当者:企画班 向川
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8964

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