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農林水産省

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1.荷受・乾燥施設 ― 大豆用自主検査装置 ―

大豆用自主検査装置は、大豆乾燥施設で個人毎に持ち込まれた大豆の個人毎の大粒・中粒・小粒の持ち分を決定するために使用する。装置は転選機(屑取り)・選別機(大きさを分ける)・計量機(重さをはかる)から構成され、個人毎にサンプルを装置に入れると自動的に大粒・中粒・小粒・屑粒・夾雑物を選別し、その割合をコンピュータが計算し、スムーズにかつ高精度に持ち分の決定を行えるものである。機種には半自動型と全自動型がある。

(1)半自動型自主検査装置

半自動型とは、選別行程と計量行程の作業を別々に行うタイプの装置であるが、コンパクトな機構で粗選、転選、粒径選別の装置で構成される。サンプル検査は少ない量でも大粒、中粒、小粒、屑粒、夾雑物を能率よく高い精度で選別できる。検査回数は一時間当たり20回程度である。

(2)全自動型自主検査装置

全自動型とは、サンプルを投入すると計量機、転選機(傾斜型コンベア方式)、回転式選別機2台により、大粒、中粒、小粒、屑粒、夾雑物の選別作業が自動的に行われ、選別結果は内部コンピュータに保存し、自動的に選別結果のわかる伝票が発行される。サンプルシール機もつけることができるので、サンプルの管理・保存も容易である。機械能力は20ロット/時間である。

お問合せ先

農産局穀物課
担当者:豆類班
代表:03-3502-8111(内線4846)
ダイヤルイン:03-3502-5965