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農林水産省

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5.大豆共同乾燥調製施設設置上の留意点 ― 大豆共同乾燥調製施設設置に当たっての基準数値 ―

施設を設置するには、地域の環境条件、生産・収穫体系、品種特性、経済・労働条件等が異なり、それぞれの条件を詳細に検討して設計することとなるが、大豆の品質面、施設のコスト面から判断し、基準を定める必要があるあるいは基準があった方が望ましい数値をまとめ、表5-1に示した。

 

表5-1  大豆共同乾燥調製施設設計基準数値 
番号 項目 数値 備考
1 対象面積 ha 現地で設定
2 荷受子実水分 18%  
3 仕上子実水分 13%  
4 10a当たり収量 t 現地の実態による(製品大豆)
5 精選歩留まり 90% (雑莢物5%、規格外5%)
6 総処理量
製品大豆 t 対象面積(ha)×10×10a当たり収量
乾燥大豆 t 製品大豆÷0.9
荷受大豆 t 乾燥大豆×(100-13)÷(100-18)
7 実荷受期間 9日 コンバイン収穫による1品種適正収穫期間(品種の組合せ等により収穫期間の延長を図る)
8 荷受変動率 1.25  
9 1日あたりの荷受量
平均 t 総処理量(荷受大豆)÷実荷受期間
最大 t 1日当たりの荷受量(平均)×荷受け変動率(1.25)
10 荷受時間
通常 8時間  
最大 10時間  
11 荷受効率 0.7  
12 見掛け比重 780kg/m3 データがあれば、現地データによる見掛け密度採用か
13 乾燥方法 通風乾燥(常温通風) 加湿乾燥 大豆品質・コスト上適切な方式を採用
乾燥時間 40時間以内 20時間以内  
送風温度 外気温+5℃以下 30℃以下  
風量比 0.02~0.03m3/sec・100kg  
毎時乾減率 0.13%/h 0.3%/h 加湿乾燥乾燥機は1日1回転
堆積高さ 乾燥時  0.8~1.2m 10~15t
  貯留時  4.0m 50t
14 調整期間 全量乾燥終了後概ね60日  
15 調整効率 0.9  

お問合せ先

農産局穀物課
担当者:豆類班
代表:03-3502-8111(内線4846)
ダイヤルイン:03-3502-5965