輸出のリスクに備える
令和3年3月時点
1. 為替変動による減収に備えたい
収入保険
収入保険制度の導入及び農業共済制度の見直しについて- 収入保険は、自然災害だけでなく、為替変動などによる収入減少も補てんします。
- 青色申告を行っている農業経営者(個人・法人)が利用できます。
- 掛金補助(保険料の50%、積立金の75%)があります。
お問合せ先
全国農業共済組合連合会〔外部リンク〕
03-6265-4800
2. 代金回収不能や貨物の輸出不能に保険をかけたい
貿易保険
貿易保険の概要(METI/経済産業省)(PDF形式:179KB)〔外部リンク〕- 輸出先国の外貨不足や取引先の経営悪化、破産による輸出貨物代金の回収不能や貨物の輸出不能に伴う損失をカバーします。
お問合せ先
日本貿易保険(NEXI)〔外部リンク〕
本店お客様相談窓口:0120-671-094
大阪支店お客様相談窓口:0120-649-818
3. 日本で登録した地理的表示(GI)を海外で保護したい
地理的表示海外保護・侵害対策
知的財産関係事業- 日本で登録された地理的表示(GI)を海外で登録する経費を補助します。
- GIの相互保護に向けて我が国と協力関係にある国は定額をそれ以外の国は経費の2分の1を補助します。
- 海外での模倣品販売等への対策費用の定額補助もあります。
お問合せ先
農林水産省食料産業局知的財産課
03-6738-6317
4. 植物新品種(育成者権)を海外で保護したい
植物品種等海外流出防止対策コンソーシアム
今こそ海外出願!植物品種等海外流出防止対策コンソーシアム〔外部リンク〕- 海外出願に詳しい弁護士等に無料で相談できます。
- 日本で育成した植物新品種を海外で登録出願する費用を補助します。
- 輸出戦略上重要な品目は定額補助します。その他の品目は2分の1を補助します。
- 海外における侵害対策にかかる費用の3分の2を補助します。
お問合せ先
【植物品種等海外流出防止対策コンソーシアム事務局】公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF) イノベーション事業部
03-3586-8644
5. 有機JAS認証を取得したい
有機JAS認証、GAP認証取得等支援事業のうち有機JAS認証取得等支援
【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~- 輸出を目的に有機JAS認証を取得する農業者等を対象に、認証取得や輸出向け商談、商品開発、農業機械等のリースに要する費用を補助します。
- 補助率は、定額となります(ただし、農業機械等のリースは2分の1以内)。
- 本事業は、民間団体を通じて支援を行うため、詳細は、農林水産省ホームページを確認してください。
お問合せ先
農林水産省生産局農業環境対策課
03-6744-2114
6. GAP認証を取得したい
有機JAS認証、GAP認証取得等支援事業のうちGAP認証取得等支援
農業生産工程管理(GAP)に関する情報- 輸出を目的にGAP認証(GLOBALG.A.P.又はASIAGAPに限る)を取得する農業者等を対象に、認証取得や輸出向け商談等に要する費用を補助します。
- 補助率は、定額となります((ただし、農業機械等のリースは2分の1以内)。
- 本事業は、民間団体を通じて支援を行うため、詳細は、農林水産省ホームページを確認してください。
お問合せ先
農林水産省生産局農業環境対策課
03-6744-7188
- GAP認証については各機関にご相談ください。
7. 国際的に通用する食品安全管理規格を取得したい
JFS規格の活用
- 日本発の食品安全管理規格(JFS-C規格)は、輸出にあたり自社の食品安全管理を客観的に証明するツールとなります。
- 全ての食品製造関係事業者が対象です。
お問合せ先
農林水産省食料産業局食品製造課食品企業行動室
03-6738-6166
- なお、JFS規格の認証取得については(一財)食品安全マネジメント協会にご相談ください。
お問合せ先
一般財団法人食品安全マネジメント協会〔外部リンク〕
8. 輸出に活用できるJAS規格を制定してほしい
JASの活用
- 規格化テーマの提案を応募したテーマを対象に、データ収集、規格文書作成等を行います。
- 提案はどなたでも可能です。
お問合せ先
農林水産省食料産業局食品製造課基準認証室
03-6744-2098
関連サイト
お問合せ先
輸出・国際局 輸出支援課
担当者:輸出相談窓口
代表:03-3502-8111(内線4360)
ダイヤルイン:03-6744-7185