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農林水産省

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2  調査結果の概要

  • 「食育の周知度」は78.5%であり,前回調査とは同程度であった。また,「食育」の言葉を知っていた者で,食育を実践していると思う(『そう思う』)と回答した者は59.0%となっている。

 

  • 「食育への関心度」は75.0%で,前回調査から6.3ポイント上昇している。食育に関心がある者のうち,国民運動として実践する場合に関心があることは「食品の安全性」を挙げた者の割合が最も高く,次いで「食生活・食習慣の改善」,「自然の恩恵や生産者等への感謝・理解,農林漁業等に関する体験活動」,「郷土料理,伝統料理等の優れた食文化の継承」となっている。また,今後の食生活で特に力を入れたい食育は,「栄養バランスのとれた食生活の実践」を挙げた者の割合が62.8%で最も高く,若い世代(20~39歳)では「家族や友人と食卓を囲む機会を増やしたい」,「食事の正しい作法を習得したい」が総数に対して高い割合となっている。
    食育に関心がある人ほど,「食品の安全性に対して意識している」,「日々の食生活に満足している」と回答した者の割合が高くなっている。

 

  • 「食生活の満足度」について,満足度が高い(『あてはまる』)項目は,「食事がおいしい」(91.1%)が一番高く,続いて「日々の食事に満足している」(82.0%),「食事の時間が楽しい」(78.2%),「食卓の雰囲気は明るい」(74.7%),「食事の時間が待ち遠しい」(54.4%)の順となっている。

 

  • 日頃から健全な食生活を実践することを『心掛けている』と回答した者は76.6%であり,女性では『心掛けている』,男性では『心掛けていない』と回答した者の割合が高い。

 

  • 「主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上ある」が「ほぼ毎日」の者は57.7%で,前回調査より10.1ポイント低下している。「週に4~5日」,「週に2~3日」,「ほとんど食べない」と回答した者に,主食・主菜・副菜をそろえて食べる回数を増やすために必要なことを聞いたところ,「時間があること」(53.6%)を挙げた割合が最も高く,次に「手間がかからないこと」(50.3%)が高くなっている。

 

  • ふだん朝食を「ほとんど毎日食べる」と回答した者の割合は83.9%である。朝食は「週に4~5日」,「週に2~3日」,「ほとんど食べない」と回答した者が,朝食を食べるために必要なこととして,「朝早く起きられること」を挙げた割合が最も高く,次に「朝,食欲があること」が高い。

 

  • 家族と同居している者が,家族と一緒に食べる頻度について,朝食は「ほとんど毎日」と答えた者が54.5%であるのに対し,夕食は「ほとんど毎日」と答えた者が64.0%で,夕食の方が一緒に食べる割合は高くなっている。

 

  • 地域や所属コミュニティーでの食事会等への参加意向については,『そう思う』(参加したい)と回答した者の割合は47.7%で,女性の40代と60代で高くなっている。参加する条件として,若い世代(20~39歳)は「安価で参加できること」を挙げた者の割合が高くなっている。

 

  • 郷土料理や伝統料理など,地域や家庭で受け継がれてきた料理や味,食べ方・作法を「受け継いでいる」と答えた者の割合は60.0%で,「受け継いでいない」と答えた者の割合は35.1%である。「受け継いでいない」と答えた者が,受け継ぐために必要なこととして「親等から家庭で教わること」(73.1%)を挙げた者が最も高くなっている。

 

  • 生活習慣病の予防や改善のために,ふだんから適正体重の維持や減塩などに気を付けた食生活を「実践している」とする者の割合は69.4%であり,女性の60代と70歳以上で高くなっている。

 

  • ゆっくりよく噛んで食べることの重要性について,『重要だと思う』と回答した者の割合は95.1%と大半を占めているのに対し,ふだん『ゆっくりよく噛んで食べている』と回答した者の割合は49.2%と約半数にとどまっている。
    また,ゆっくりよく噛んで食べている人ほど,栄養バランスに配慮した食生活をほぼ毎日実践している人の割合が高くなっている。

 

  • 安全な食生活を送ることについて,『意識している』と回答した者の割合は79.7%であり,特に「生の状態(生食として販売されているものは除く)や加熱が不十分な状態で肉を食べないこと」を『あてはまる』(意識し判断している)と回答した者の割合が90.7%と最も高い。また,食品安全に関する情報を入手したい情報源として,「テレビ」を挙げた者の割合が最も高く,「新聞」,「インターネット」,「家族や友人からの口コミ」の順となっている。

 

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