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「食育ソムリエ養成講座」
地域のより良い食づくりと地場食材の価値向上を目的に、農産物直売所の従業員と生産者を対象に「食育ソムリエ養成講座」を実施。「直売所従業員コース」:平成17(2005)年開講、 「生産者コース」:平成27(2015)年開講の2講座。コース修了後に資格認定試験を行い、成績ならびに課題レポートの評価点で合否判定。
- ■取り組みの成果
- 直売所従業員コースで主に農産物直売所や道の駅で働いている従業員、店長、JA職員、パートタイムが受講、約3000人が資格を取得。生産者コースは、約90人が資格取得。資格認定者は、消費者と生産者をつなぐコーディネーターの役割を担ってもらい、消費者に農業や農産物に関しての知識を伝えるとともに調理や保存の方法、食物の機能と健康管理などを生産者を代表して「食育」する。
- ■今後の取り組み
- コロナ禍を契機に活動のデジタルシフトを進める。 2021年度から食育ソムリエの資格取得者を対象にレベルアップ講座を実施する予定。SNSを使った情報発信などについて、学べる内容にする。
団体・企業概要
団体名 |
一般社団法人日本協同組合連携(JCA) |
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本部 |
東京都新宿区 |
設立 |
平成30(2018)年4月1日 日本の協同組合17組織が集う「日本協同組合連絡協議会(JJC)」が、一般社団法人JC総研を核として再編。 |
代表者 |
中家徹代表理事会長 |
事業内容 | 協同組合間連携に係る企画・推進・支援 組合員の暮らし・仕事と地域を守る政策提言 組合員・協同組合役職員等への教育・研修 |
【取組事例】食育ソムリエ養成講座 直売所従業員コース
- 在宅で学習できる通信教育講座。毎月、職場か自宅にテキストを届けて学び、課題レポート(全4回)を提出する。最後に資格認定試験を行い、その成績と課題レポートの評価点で合否を判定する。受講料は1人7万円。受講期間は半年。 1年に2回コース開講。
- 受講生相互の交流と情報交換のために、開講オリエンテーションおよび資格認定証・ワッぺンの授与式を東京で行う。授与式翌日は、東京神楽坂で開催する「食育ソムリエまるしぇ」で、食育を活かした販売会に参加できる。
【取組事例】直売所や農産物の紹介を行うライブ配信
- コロナ禍の影響で農産物がダブついた時期に、JCAが企画し、各地の食育ソムリエが地域の直売所や農産物の紹介を行うYouTubeでのライブ配信を10回実施。
- スマートフォンを使って、各ソムリエがライブ配信するというもので、直売所に関心を持ってくれる消費者も増え、リピーターが増えるなどの効果があった。
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