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「食事管理アプリ『あすけん』」
グリーンハウスが数十年かけて蓄積した栄養指導のノウハウと、1800人の栄養士・管理栄養士の知識と経験を提供するオンライン食生活管理・改善サービス「あすけん」を運営。スマートフォンのアプリまたはPCサイトで日常の食事内容を登録すると、都度、詳細な栄養レポートと栄養士・管理栄養士から食生活改善アドバイスが受けられる。
- ■取り組みの成果
- 2013年にスマートフォンのアプリを提供開始してから、会員数が急増。2014年に登録会員数が30万人を超えた。
その後、順調に会員数は増え、2020年5月には400万人を突破、現在は470万人(2020年10月現在)に達した。会員は女性が3分の2を占め、そのうち20-30代の若い女性が3分の2程度になる - ■今後の取り組み
- コンシューマー向けから始まった事業は、法人および自治体向け、医療用途向けまで拡大。
今後は医療機関への提案を進めるとともに、AIのアルゴリズムを充実させて、より簡単な食事内容の登録や音声入力への対応、登録された写真の画像解析の精度を上げることなどに力を入れている。
団体・企業概要
企業名 |
株式会社asken |
---|---|
本部 |
東京都新宿区 |
設立 |
平成19(2007)年10月1日 株式会社グリーンハウスの100%子会社として設立、パソコン向け「食と健康」のWebサービスとして事業を開始 。 |
代表者 |
中島洋代表取締役社長 |
事業内容 | インターネットを通じた食と健康に関するサービス提供 食事管理アプリ「あすけん」を提供 |
【取組事例】個々人の食生活の改善をサポート
- スムージーダイエット、ランニングダイエット、二の腕やせエクササイズなど様々なダイエット法を紹介。あすけん栄養士が、それぞれのダイエット方法の効果・注意点を専門的な視点からわかりやすく解説。
- アプリの内容も、「あすけんダイエット基本コース」以外に「食物繊維で生活改善コース」「ゆる糖質制限コース」などのラインナップがあり、ユーザーの目的や目指したい姿に合ったアドバイスを受けられる。2020年10月から「あす筋ボディメイクコース」が登場し、筋トレやボディメイクをしたいユーザー向けアドバイスコースでは、たんぱく質や脂質、炭水化物の摂取量の目標設定や表示に対応した。
【取組事例】持病の対策(あすけんBLUEサークル)
- 糖尿病などの食事制限を伴う持病を持ち、日々の管理のためにあすけんを利用する人向けのコミュニティ「あすけんBLUEサークル」を開設。
持病の管理のためのコラムやメンバーインタビュー、オフ会などを実施。健康に役立つサイトの情報やリンクなども掲載。 - 食事のケアが必要な患者に対して、これまで栄養士は紙に記録した食事の情報を基に面談をしてアドバイスするのが中心だったが、それをデジタル化する。
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