このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

2 食を通した保護者への支援





子供の食を考える時、保育所だけではなく、家庭と連携・協力して食育を進めていくことが不可欠です。食に関する子育ての不安・心配を抱える保護者は決して少なくありません。保育所保育指針では一つの柱として、保護者に対する支援を重視しています。今まで保育所で蓄積してきた乳幼児期の子供の「食」に関する知識、経験、技術を「子育て支援」の一環として提供し、保護者と子供の育ちを共有し、健やかな食文化の担い手を育んでいくことが求められています。

保育所に入所していない、未就園の子育て家庭に対しても、保育所は「児童福祉法」(昭和22年法律第164号)第48条の3の規定に基づき、その行う保育に支障がない限りにおいて、地域の実情や当該保育所の体制等を踏まえ、地域の保護者等に対する子育て支援を積極的に行うよう努めることが期待されています。具体的な食を通した活動として、次のような活動が展開されています。


〈1〉食を通した保育所機能の開放(調理施設活用による食に関する講習などの実施や情報の提供、体験保育等)

〈2〉食に関する相談や援助の実施

〈3〉食を通した子育て家庭の交流の場の提供及び交流の促進

〈4〉地域の子供の食育活動に関する情報の提供

〈5〉食を通した地域の人材の積極的な活用による地域の子育て力を高める取組の実施


上記のような「食」の場を通して保護者同士の交流の場の提供や促進を図っていくことで、保護者同士の関わりの機会を提供し、食に対する意識が高まることが期待されます。また、実際、多くの保育所で、育児相談や育児講座などを通し、保護者の育児不安を軽減する活動が展開されています。平成27(2015)年度ブロック別児童福祉施設給食担当者研修会において研究発表した川崎市では、在宅で子育てをする家庭への支援として、親子で保育所の給食を体験したり、保育所の栄養士に食事の相談ができたりする「親子でランチ」を年間約400回実施し(参加親子約700組)、地域の保護者の反響も大きく、子供の食事の悩みを相談できる場として、保育所が活用されています。

地域の様々な食に関する資源と連携し、地域の子育ての拠点として、また、地域の食育の発信拠点として、食を学び合い、分かち合い、支え合い、育て合う観点が、育ちゆく子供とともにある保育所には必要です。特に、現代社会においては、保育所が地域保健と地域福祉をつなぎ、地域生活文化の創造に寄与していくことが期待されています。



お問合せ先

消費・安全局
消費者行政・食育課
担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)
ダイヤルイン:03-6744-1971
FAX番号:03-6744-1974