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農林水産省

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Topic 健康寿命の延伸につながる食育の推進

健康寿命とは?

「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。

(出典:「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」(平成24年厚生労働省告示第430号))

寿命の状況は?

【平均寿命】2016年は男性80.98年、女性87.14年

【健康寿命】2016年は男性72.14年、女性74.79年

男女ともに、平均寿命に比べ、健康寿命の方が増加

平均寿命と健康寿命の将来推計(棒グラフ)/資料:平均寿命:平成22(2010)年は厚生労働省「完全生命表」、平成25(2013)年・平成28(2016)年は厚生労働省「簡易生命表」。健康寿命:厚生労働省「第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会資料。

平均寿命ってこれからどうなるの?

2065年には、男性84.95年、女性91.35年になる見込み

今後平均寿命は延びていく見込みなので、健康寿命も延ばしていくことが大切!

平均寿命の推移と将来推計(折れ線グラフ)/資料:昭和25(1950)年は厚生労働省「簡易生命表」、昭和35(1960)年から平成27(2015)年までは厚生労働省「完全生命表」、平成28(2016)年は厚生労働省「簡易生命表」、2020年以降は、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果/注:昭和45(1970)年以前は沖縄県を除く値である。0歳の平均余命が「平均寿命」である。

栄養バランスのとれた食事とは?

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事(図)/主菜:たんぱく質の供給源となる肉、魚、卵、大豆および大豆製品などを主材料とする料理/副菜:各種ビタミン、ミネラルおよび食物繊維の供給源となる野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする料理/主食:炭水化物の供給源であるごはん、パン、めん、パスタなどを主材料とする料理/食事を作ったり、選んだりするときに、主食、主菜、副菜を組み合わせることを意識すると、栄養面をはじめ、見た目にもバランスのよい食事になります/資料:農林水産省「「食育」ってどんないいことがあるの?~エビデンス(根拠)に基づいて分かったこと~」

栄養バランスのとれた食生活の実践状況は?

「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上ほぼ毎日食べている国民の割合」は58.6%

目標値は2020年度までに70%以上

参考:第3次食育推進基本計画

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上食べている国民の割合(棒グラフ)

主食・主菜・副菜のうち、組み合わせて食べられないものは、男女ともに副菜(野菜類、海藻類、きのこ類を主材料とした料理)と回答した人の割合が最も高く、7割

(出典:厚生労働省「平成27年国民健康・栄養調査」)

副菜の主材料である野菜の摂取量の現状は?

1日当たりの野菜類摂取量の平均値は288.2g

「健康日本21(第二次)」における目標は350g

野菜類摂取量の平均値(棒グラフ)/資料:厚生労働省「平成29年国民健康・栄養調査」/注:野菜類とは、緑黄色野菜、その他の野菜、野菜ジュース、漬け物

(事例)住んでいるだけでおのずと健康になれるまちづくり
「あだち ベジタベライフ ~そうだ、野菜を食べよう~」

東京都・足立区

足立区では、健康寿命が東京都の平均より短かいこと等が明らかに。

そこで生活習慣病を予防し、区民の健康寿命を延伸することなどを目的に、「あだちベジタベライフ ~そうだ、野菜を食べよう~」を開始


野菜を食べやすい環境を整えるため、野菜たっぷりメニュー等を提供している店舗を「ベジタベライフ協力店」として登録


6月の「食育月間」には、協力店で「ちょい増し野菜」をテーマに、野菜を使った期間限定特別メニューの提供等を実施


子供の頃から野菜を食べる習慣を身に付けられるよう、幼稚園・保育所、小・中学校で「ひと口目は野菜から」の声掛け運動等を実施


これらの取組により、子供や30歳代男性の野菜摂取量が年々増加し、健康寿命も東京都の平均との差が縮小

ベジタベライフ協力店募集ポスター

ベジタベライフ協力店募集ポスター

地元スーパーとの連携

地元スーパーとの連携

もっと詳しく知りたいときは平成30年度「食育白書」P14

ライフステージ別の現状は?

(1)乳幼児・児童・思春期

  • 朝食を欠食する子供(小学生)の割合は、平成30(2018)年度は5.5%で、中学生とともに増加傾向
  • 子供のうちに健全な食生活を確立することは、生涯にわたり健全な心身を培い、豊かな人間性を育んでいく基礎
  • 朝食を毎日食べることは、基本的な生活習慣を身に付ける観点から非常に重要
子供の朝食欠食率の推移(折れ線グラフ)/資料:文部科学省「全国学力・学習状況調査」注:(1)朝食を「全く食べていない」及び「あまり食べていない」の合計(2)小学6年生、中学3年生が対象(3)平成23(2011)年度は、東日本大震災の影響等により、調査を実施していない。

[column]子供の朝食欠食の状況について

  • 過去の調査によると、朝食を食べない理由は、小学生、中学生とも、「食べる時間がない」、「食欲がない」の順に多く、それぞれ約4割
  • 「毎日、同じくらいの時刻に起きていない」、「毎日、同じくらいの時刻に寝ていない」小・中学生の割合は、平成29(2017)年度から平成30(2018)年度にかけて増加

(出典:文部科学省「全国学力・学習状況調査」)

このような小・中学生ほど朝食欠食率が高い傾向

朝食を食べない理由(棒グラフ)/資料:独立行政法人日本スポーツ振興センター「平成22年度児童生徒の食事状況等調査報告書」 注:朝食を「1週間に2~3日食べないことがある」「1週間に4~5日食べないことがある」「ほとんど食べない」と回答した人が対象

もっと詳しく知りたいときは平成30年度「食育白書」P20

(事例)地域の協力を得て、学校で開催する子供食堂「朝ごはんやさん」

大阪府・朝ごはんやさん

毎週月・水・金曜日の7時30分~8時15分に、50円で児童に朝食を提供


朝ごはん作りは60歳代から80歳代までの地域のボランティアの方が輪番で担当


開催場所は大阪市立西淡路小学校の家庭科室

児童にとって授業前に気軽に立ち寄れる場に


利用している児童の66%が「朝ごはんやさん」に来るようになって「朝早く起きるようになった」と回答

規則正しい生活習慣づくりに貢献

朝食の準備(写真)

朝食の準備

皆で食べる朝食(写真)

皆で食べる朝食

もっと詳しく知りたいときは平成30年度「食育白書」P21

(2)青年期(若い世代)

  • 40歳以上の方に20歳代及び30歳代の頃を振り返ってもらい、当時の健全な食生活の実践状況を尋ねたところ、現在と比べて「良かった」と回答した人の割合は23.3%、「悪かった」と回答した人の割合は35.8%
  • 良かった理由は「家に用意されていたから」が5割と最多
  • 悪かった理由は「健康への意識が低かったから」と「時間的な余裕がなかったから」がそれぞれ約5割
20歳代及び30歳代の頃の食生活が良かった理由(棒グラフ)/資料:農林水産省「食育に関する意識調査」(平成30(2018)年10月実施)/注:(1)40歳以上で、20歳代及び30歳代の頃、朝食摂取や栄養バランスに配慮した食生活など、健全な食生活の実践状況が現在と比べて、「とても良かった」又は「やや良かった」と回答した人が対象(2)複数回答

20歳代及び30歳代の頃の食生活が悪かった理由(棒グラフ)/資料:農林水産省「食育に関する意識調査」(平成30(2018)年10月実施)/注:(1)40歳以上で、20歳代及び30歳代の頃、朝食摂取や栄養バランスに配慮した食生活など、健全な食生活の実践状況が現在と比べて、「やや悪かった」又は「とても悪かった」と回答した人が対象(2)複数回答

(事例)身近な情報発信で、 大学生の食生活の自立をサポート

生活協同組合連合会大学生協事業連合

大学の食堂等を通して、大学生の食生活の自立を支援


栄養成分、アレルギー物質、赤・緑・黄の3つの食品群のエネルギー量から換算した点数等を、食堂のメニューカードやホームページで確認でき、主なものはレシートにも表示


スマートフォンでも使いやすいホームページでは、「ヘルシー」、「がっつり」など気分や予算に見合ったメニューの組合せを簡単に検索可能で、週ごとの管理栄養士のおすすめメニューも紹介


インスタ映えする「スキレット簡単レシピ」、忙しい学生のための「カット野菜を使った簡単レシピ」などのレシピ集を作成

大学生協食堂のレシート(図)

大学生協食堂のレシート

レシピ集(写真)

レシピ集

もっと詳しく知りたいときは平成30年度「食育白書」P24

(3)成人期

  • 20歳から50歳代では、外食や持ち帰りの弁当・惣菜を定期的に利用している人の割合が男性で約5割、女性で約3割から約4割
  • 外食や持ち帰りの弁当・惣菜を定期的に利用している人は、ほとんど利用していない人と比べて、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事の頻度が低い傾向

(4)高齢期

  • 65歳以上の高齢者では、低栄養傾向の人の割合が、男性で12.5%、女性で19.6%
  • 80歳以上の高齢者では、男女ともに約2割が低栄養傾向
  • 「何でもかんで食べることができる」人の割合と20歯以上の歯を有する人の割合は、60歳代から大きく減少しており、咀嚼(そしゃく)能力の低下に伴う摂食量の低下が懸念される。

(事例)賢く食べて健康に! 外食・中食・事業所給食で、健康な食事を選択しやすい環境づくり

「健康な食事・食環境」コンソーシアム

「健康な食事・食環境」コンソーシアムは、外食・中食・事業所給食で「健康な食事(スマートミール)」を、継続的に、健康的な空間で、提供している店舗や事業所を認証する制度を創設


「スマートミール」は、科学的根拠に基づく、栄養バランスのとれた食事、すなわち主食・主菜・副菜がそろい、減塩にも配慮した食事


認証にはメニュー選択時に必要な栄養情報の提供等も必須

メニューの一例

〈外食部門〉
丸の内タニタ食堂
(東京都)

〈外食部門〉丸の内タニタ食堂(東京都)

手ごねハンバーグ
ごろっと野菜のトマトソース定食
723kcal 食塩相当量3.4g
野菜重量289g
価格1,100円(税込み)

〈中食部門(持ち帰り弁当等)〉
(株)ファミリーマート
(北海道を除く)

〈中食部門(持ち帰り弁当等)〉(株)ファミリーマート(北海道を除く)

炙り焼鮭幕の内弁当
672kcal 食塩相当量2.6g
価格850円(税込み)

〈給食部門〉
キユーピー株式会社
(受託給食会社 富士栄食(株))

〈給食部門〉キユーピー株式会社(受託給食会社 富士栄食(株))

鱈と蕪の唐揚げ
595kcal 食塩相当量1.6g
野菜重量238g
価格330円(税込み)

もっと詳しく知りたいときは平成30年度「食育白書」P28・P29


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お問合せ先

消費安全局 消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4578)
ダイヤルイン:03-6744-2125
FAX番号:03-6744-1974