「食事バランスガイド」のコマの大きさ(適量)は、対象となる人の性別、年齢、身体活動レベルなどによって、「何を」「どれだけ」食べたらいいのかが異なります。まずは、対象となる消費者をイメージし、その年齢と身体活動レベルを考え、コマの大きさを決めましょう。
身体活動レベルは、日常生活や運動などの活動量に応じて3つの段階に分けています。
通常の生活では、ほとんどの人が「低い」もしくは「ふつう」に該当します。
「食事バランスガイド」では、身体活動レベル「ふつう」「高い」に該当する人を「ふつう以上」としています。身体活動レベルが「高い」人は、その内容や時間に応じて適宜調整が必要です。



一日に必要なエネルギー量から、5つの料理グループ(主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物)ごとに、一日に「どれだけ」食べたらよいかの量「つ(SV)」の数が決まります。活動量の少ない成人女性の場合は、1400~2000kcal、男性は2200±200kcal程度が目安です。
一日に「何を」「どれだけ」食べたらよいのか。それは、以下の表から簡単にわかります。
まずは、対象となる消費者にあったコマの大きさ(適量)を考えましょう。

