ジャガイモ植え付けのご作法を伝授!
楽しむためのポイントをご紹介します!!
皆さんは、ジャガイモに対してどんなイメージをお持ちですか?
大好きなカレーライスやコロッケなどに入っていて、いつも食卓に出てくる、日本人に馴染み深い食材ですよね。
しかし、ジャガイモが実は数百年前には、日本に存在していなかったのをご存じですか?
ジャガイモは元々、南米のアンデス山脈で生まれました。その後、スペイン人が南米からジャガイモをヨーロッパへ持ち帰り、17世紀の初めにインドネシアのジャカルタから日本にやってきました。「ジャカルタから来たいも=じゃがたらいも」がなまって「ジャガイモ」になったといわれています。
また、狭い敷地における収穫の効率の高さや、寒冷地でも育つため、世界中の地域で“人間の飢餓を救う食べ物”の代名詞となっていました。日本でも江戸時代に何度もあった飢饉(ききん)のたびに、飢えをしのぐための作物として広がったようです。
そんな、私たちの生活に、切っても切り離せないジャガイモですが、家庭でも栽培される方が多いのでは?ただし、育て方を間違えると、ジャガイモの体内に含まれる天然毒素が増えてしまい、食中毒の原因となってしまいますので、注意も必要です。
今回はジャガイモの植え付けを上手に行うためのポイントをまとめました。
ポイント1
元肥はしっかり行いましょう。
ポイント2
土の中に種いもを置くときは、種いも同士の距離を30cmほど取り、地表に種いもが出ないように土をかけましょう。芽が出てから20日ほどで新しくジャガイモができてくるので、イモが地表に出ないようにしっかりと土寄せをしましょう。(いもに光が当たると、緑色になってしまい、天然毒素が増えてしまう可能性があるからです。)
動画でより詳しく知りたい方へ
ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること(植え付け編)
天然毒素による食中毒を防ぐためには、収穫や保管などについても注意が必要です。詳しくはこちら
- ジャガイモによる食中毒を予防するために(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/potato.html - ジャガイモ「どこからきたの?」
https://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_tanken/zyaga/01.html
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