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農林水産省

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岩手県、宮城県、福島県からの復興の便り

復興に向けた農業・水産業の取組をご紹介します

#学ぶ

東日本大震災から、10年を迎え、被災地の復興は着々と進んでいます。

特に被害が大きかった岩手県、宮城県、福島県の農林水産業でも、農地や漁港等の復旧が進むにつれて、地域におけるモデル的な生産・経営形態や積極的な販売展開等、震災前には見られなかった活力あふれる取組も生まれています。

今回は、3県から寄せられた復興の便りについてご紹介します。

岩手県
農事組合法人サンファーム小友(陸前高田市)
~持続的な自力農業経営の確立を目指して~

地域の農業者300名の賛同で大規模法人を設立し、
お米を中心に、大豆やニンニクなどの新たな作物にも挑戦


農事組合法人広田半島及び広田半島営農組合(陸前高田市)
~地域が一体となった農産物の生産・加工・販売を目指して~

水田の大区画化や機械化のほか、地区の女性有志の発案で、
地域の農産物や海産物を材料とした加工品の開発・販売に
取り組み、多角的な経営を展開


農事組合法人大槌結ゆい(大槌町)
~生産性の高い農業の実現を目指して~

津波被害からの復旧において、区画整備と同時に法人を
立上げ、お米を中心に、キャベツ、ピーマン、タマネギ、
のほか、酒造好適米の栽培を開始し、地元酒造会社と連携
して地域の復興を後押し


宮城県
デ・リーフデ北上(石巻市)
~オランダ式次世代施設園芸で「愛・ある・野菜」を~

木質バイオマスや高度環境制御システムなどの先端技術を
駆使し、大規模な次世代園芸施設(トマト、パプリカ)を導入

やまもとファームみらい野(山元町)
~「住民参加型」の持続的な農業経営を目指して~

露地野菜施設に加えて、最新の水耕栽培、加工販売も
行う多角的な農業経営により、住民参加画の地域農業の
信仰を牽引


宮城県の水産業
~将来に向けても、安定的に生産できる持続可能な養殖業を
目指して~

宮城県漁協志津川支所カキ部会による「環境と生態系に配慮
したカキ養殖業」や、活け締め処理を施した最高級ブランド
「みやぎサーモン」など、将来を見据えた養殖業を展開



福島県
福島県あんぽ柿産地振興協会(伊達市)
~福島の未来とともに、あんぽ柿を届けたい~

震災により生産販売が中止となった福島の名産「あんぽ柿」に
ついて、徹底した低減対策や検査体制の整備、GAP認証の取得
などの努力を重ね、生産を再開。出荷量は震災前の8割まで回
復。

特定非営利活動法人Jin(浪江町)
~浪江を花の町へ若い人や女性の方も是非ご一緒に~

福士事業所も運営しながら、施設利用者や子育て世代の女性が
参加できる農業を推進。ふるさと浪江を花の町にすべく、高度
な技術でトルコギキョウを中心とした花き栽培を拡大

福島県立耶麻農業高等学校(喜多方市)
~笑顔あふれる未来のために、地域と連携した特色ある学校~

特産品のそばを通じた地域との連携や、料理コンテストで地域
食材を取り入れた商品開発、レシピの開発など特色ある取組を
推進

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課

担当者:食育総括担当
代表:03-3502-5724(内線4576)
ダイヤルイン:03-6744-1971
FAX番号:03-6744-1974

消費・安全局食品安全政策課

担当者:情報発信企画・評価班
代表:03-3502-8111(内線4474)
ダイヤルイン:03-3502-5719
FAX番号:03-2597-0329