担当:農林水産省
令和2年産麦類(子実用)の作付面積
調査結果の概要
4麦計(子実用)(小麦、二条大麦、六条大麦及びはだか麦)の作付面積は27 万6,200haで、前年産に比べ3,200ha(1%)増加した。
このうち、北海道は12 万4,200ha、都府県は15 万2,100ha で、前年産に比べそれぞれ900ha(1%)、2,300ha(2%)増加した。
また、麦種別には、小麦は前年産並みとなり、二条大麦、六条大麦、はだか麦は前 年産に比べそれぞれ1,300ha(3%)、300ha(2%)、550ha(10%)増加した。
累年データ
調査結果
1 4麦計(子実用)(小麦、二条大麦、六条大麦及びはだか麦)の作付面積
4麦計の作付面積は27万6,200ha で、前年に比べ3,200ha(1%)増加した。
これは、4麦種全てにおいて作付面積が前年を上回ったためである。


2 小麦(子実用)の作付面積
小麦の作付面積は21万2,600ha で、前年産並みとなった。
これは、農家の労働力不足等による作付けの減少はあるものの、北海道や九州を中心に、他作物からの転換により、
作付けが増加したためである。
3 二条大麦(子実用)の作付面積
二条大麦の作付面積は3万9,300ha で、前年産に比べ1,300ha(3%)増加した。
これは、は種期の天候に恵まれ、は種が順調に行われたことや、他作物からの転換に より、作付けが増加したため
である。
4 六条大麦(子実用)の作付面積
六条大麦の作付面積は1万8,000ha で、前年産に比べ300ha(2%)増加した。
これは、水稲や小麦等からの転換があったことや、一部地域で需要に応じた作付けの増加があったためである。
5 はだか麦(子実用)の作付面積
はだか麦の作付面積は6,330ha で、前年産に比べ550ha(10%)増加した。
これは、健康食品としての需要の高まり等により、作付けが増加したためである。
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