担当:農林水産省
令和4年産びわ、おうとう、うめの結果樹面積、収穫量及び出荷量
調査結果の概要
- びわ
結果樹面積は905haで、前年産に比べ45ha(5%)減少した。
収穫量は2,530t、出荷量は2,070tで、前年産に比べそれぞれ360t(12%)、310t(13%)減少した。 - おうとう
結果樹面積は4,230haで、前年産に比べ30ha(1%)減少した。
収穫量は1万6,100t、出荷量は1万4,500tで、前年産に比べそれぞれ3,000t(23%)、2,700t(23%)増加した。 - うめ
結果樹面積は1万3,500haで、前年産に比べ300ha(2%)減少した。
収穫量は9万6,600t、出荷量は8万6,400tで、前年産に比べそれぞれ8,000t(8%)、6,800t(7%)減少した。
脚注
- 結果樹面積とは、栽培面積のうち生産者が当該年産の果実を収穫するために結実させた面積をいう。
調査結果の主な利活用
- 食料・農業・農村基本計画における果実の生産努力目標の策定及びその達成状況の検証のための資料
- 農業保険法(昭和22年法律第185号)に基づく果樹共済事業の適切な運営のための資料
累年データ
関連データ
調査結果
1. びわ
(1)結果樹面積は905haで、前年産に比べ45ha(5%)減少した。
これは、高齢化による労力不足に伴う廃園があったこと等による。
(2)10a当たり収量は280kgで、前年産に比べ24kg(8%)下回った。
これは、香川県において、ビワキジラミの発生により腐敗果が多発したこと等による。
(3)収穫量は2,530t、出荷量は2,070tで、前年産に比べそれぞれ360t(12%)、310t(13%)減少した。
(4)都道府県別の収穫量割合は、長崎県が34%、千葉県が16%となっており、この2県で全国の約5割を占めている。
2. おうとう
(1)結果樹面積は4,230haで、前年産に比べ30ha(1%)減少した。
(2)10a当たり収量は381kgで、前年産に比べ73kg(24%)上回った。
これは、山形県において、作柄の悪かった前年産を上回ったこと等による。
(3)収穫量は1万6,100t、出荷量は1万4,500tで、前年産に比べそれぞれ3,000t(23%)、2,700t(23%)増加した。
(4)都道府県別の収穫量割合は、山形県が全国の約8割を占めている。
3. うめ
(1)結果樹面積は1万3,500haで、前年産に比べ300ha(2%)減少した。
(2)10a当たり収量は716kgで、前年産に比べ42kg(6%)下回った。
これは、和歌山県において、5月の低温、少雨により果実の肥大が抑制されたこと等による。
(3)収穫量は9万6,600t、出荷量は8万6,400tで、前年産に比べそれぞれ8,000t(8%)、6,800t(7%)減少した。
(4)都道府県別の収穫量割合は、和歌山県が全国の約7割を占めている。
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