担当:農林水産省
令和4年産西洋なし、かき、くりの結果樹面積、収穫量及び出荷量
調査結果の概要
1. 西洋なし
結果樹面積(注)は1,380haで、前年産に比べ20ha(1%)減少した。
収穫量は2万6,700t、出荷量は2万3,700tで、前年産に比べそれぞれ5,200t(24%)、4,800t(25%)増加した。
2. かき
結果樹面積は1万7,800haで、前年産に比べ300ha(2%)減少した。
収穫量は21万6,100t、出荷量は18万5,900tで、前年産に比べそれぞれ28,200t(15%)、23,600t(15%)増加した。
3. くり
結果樹面積は1万6,300haで、前年産に比べ500ha(3%)減少した。
収穫量は1万5,600t、出荷量は1万2,700tで、前年産に比べいずれも100t(1%)、減少した。
注釈
- 結果樹面積とは、栽培面積のうち生産者が本年産の果実を収穫するために結果させた面積をいう。
累年データ
関連データ
調査結果
1. 西洋なし
(1)結果樹面積は1,380haで、前年産に比べ20ha(1%)減少した。
(2)10a当たり収量は1,930kg で、前年産を390kg(25%)上回った。
これは、山形県において、おおむね天候に恵まれ順調に生育したことから、凍霜害の影響により作柄の悪かった前年産を上回ったこと等による。
(3)収穫量は2万6,700t、出荷量は2万3,700tで、前年産に比べそれぞれ5,200t(24%)、4,800t(25%)増加した。
(4) 都道府県別の収穫量割合は、山形県が68%、新潟県が8%、青森県が7%となっており、この3県で全国の約8割を占めている。
2. かき
(1)結果樹面積は1万7,800haで、前年産に比べ300ha(2%)減少した。
(2)10a当たり収量は1,210kg で、前年産を170kg(16%)上回った。
これは、愛知県等において、おおむね天候に恵まれ順調に生育したことから、作柄の悪かった前年産を上回ったこと等による。
(3)収穫量は21万6,100t、出荷量は18万5,900tで、前年産に比べそれぞれ28,200t(15%)、23,600t(15%)増加した。
(4)都道府県別の収穫量割合は、和歌山県が19%、奈良県が14%、福岡県が8%、岐阜県及び愛知県が7%を占めており、この5県で全国の5割を超えている。
3. くり
(1)結果樹面積は1万6,300haで、前年産に比べ500ha(3%)減少した。
これは、高齢化による労力不足に伴う廃園があったこと等による。
(2)10a当たり収量は96kg で、前年産を3kg(3%)上回った。
(3)収穫量は1万5,600t、出荷量は1万2,700tで、前年産に比べいずれも100t(1%)減少した。
(4)都道府県別の収穫量割合は、茨城県が24%、熊本県が15%、愛媛県が8%、岐阜県が5%、長野県が4%となっており、この5県で全国の5割を超えている。
統計表〔e-Stat〕
調査の概要
調査結果の主な利活用
- 食料・農業・農村基本計画における果実の生産努力目標の策定及びその達成状況の検証のための資料
- 農業保険法(昭和22年法律第185号)に基づく果樹共済事業の適切な運営のための資料
お問合せ先
大臣官房統計部生産流通消費統計課
担当者:園芸統計班
代表:03-3502-8111(内線3680)
ダイヤルイン:03-6744-2044