更新日:令和4年3月31日
担当:農林水産省
担当:農林水産省
令和3年産麦類(子実用)の作付面積及び収穫量
― 全国の4麦(子実用)の作付面積は、前年産に比べ2%増加、 収穫量は、前年産に比べ14%増加 ―
調査結果の概要
- 作付面積
全国における4麦(子実用)(小麦、二条大麦、六条大麦及びはだか麦)の作付面積は28万3,000haで、前年産に比べ6,800ha(2%)増加した。 - 収穫量
全国における4麦(子実用)の収穫量は133万2,000tで、前年産に比べ16万1,000t(14%)増加した。
累年データ
調査結果
- 4麦(子実用)(小麦、二条大麦、六条大麦及びはだか麦)
(1) 作付面積
全国の作付面積は28万3,000haで、前年産に比べ6,800ha(2%)増加した。
このうち、北海道は12万8,300ha、都府県は15万4,700haで、それぞれ前年産に比べ4,100ha(3%)、2,600ha(2%)増加した。
(2) 収穫量
全国の収穫量は133万2,000tで、前年産に比べ16万1,000t(14%)増加した。
これは、小麦、二条大麦及びはだか麦の10a当たり収量が前年産を上回ったためである。 - 小麦(子実用)
(1) 作付面積
全国の作付面積は22万haで、前年産に比べ7,400ha(3%)増加した。
これは、北海道や九州を中心に他作物からの転換等があったためである。
(2) 10a当たり収量
全国の10a当たり収量は499kgで、前年産を12%上回った。
これは、天候に恵まれ、生育が順調で登熟も良好であったためである。
なお、10a当たり平均収量対比は118%となった。
(3) 収穫量
全国の収穫量は109万7,000tで、前年産に比べ14万7,700t(16%)増加した。 - 二条大麦(子実用)
(1) 作付面積
全国の作付面積は3万8,200haで、前年産に比べ1,100ha(3%)減少した。
これは、九州を中心に他作物への転換等があったためである。
(2) 10a当たり収量
全国の10a当たり収量は413kgで、前年産を12%上回った。
これは、天候に恵まれ、生育が順調で登熟も良好であったためである。
なお、10a当たり平均収量対比は130%となった。
(3) 収穫量
全国の収穫量は15万7,600tで、前年産に比べ1万2,900t(9%)増加した。 - 六条大麦(子実用)
(1) 作付面積
全国の作付面積は1万8,100haで、前年産に比べ100ha(1%)増加した。
これは、東海や近畿において、他作物への転換等があったものの、東北や北陸を中心に他作物からの転換等があったためである。
(2) 10a当たり収量
全国の10a当たり収量は304kgで、前年産を3%下回った。
これは、おおむね天候に恵まれ、生育が順調であったものの、登熟期の多雨、日照不足等の影響から、前年産より登熟が抑制されたためである。
なお、10a当たり平均収量対比は104%となった。
(3) 収穫量
全国の収穫量は5万5,100tで、前年産に比べ1,500t(3%)減少した。 - はだか麦(子実用)
(1) 作付面積
全国の作付面積は6,820haで、前年産に比べ490ha(8%)増加した。
これは、健康食品としての需要の高まり等により、他作物からの転換等があったためである。
(2) 10a当たり収量
全国の10a当たり収量は324kgで、前年産を1%上回った。
なお、10a当たり平均収量対比は122%となった。
(3) 収穫量
全国の収穫量は2万2,100tで、前年産に比べ1,700t(8%)増加した。
お問合せ先
農林水産省 大臣官房統計部
<作付面積に関すること>
生産流通消費統計課
担当者:面積統計班
代表:03-3502-8111(内線3681)
ダイヤルイン:03-6744-2045
FAX:03-5511-8771
<収穫量に関すること>
生産流通消費統計課
担当者:普通作物統計班
代表:03-3502-8111(内線3682)
ダイヤルイン:03-3502-5687
FAX:03-5511-8771