更新日:令和4年5月24日
担当:農林水産省
担当:農林水産省
令和4年集落営農実態調査結果(令和4年2月1日現在)
― 集落営農に占める法人の割合は39.6%で、前年に比べ1.2ポイント上昇 ―
調査結果の概要
集落営農数は1万4,364となり、前年に比べ126(0.9%)減少した。
このうち、法人の集落営農数は5,694となり、前年に比べ130(2.3%)増加した。
この結果、集落営農に占める法人の割合は39.6%となり、前年に比べ1.2ポイント上昇した。
累年データ
調査結果
- 集落営農数
(1)令和4年2月1日現在の集落営農数は1万4,364となり、前年に比べ126(0.9%)減少した。
これを組織形態(法人、非法人)別にみると、法人の集落営農数は5,694となり、前年に比べ130(2.3%)増加し、非法人は8,670となり、前年に比べ256(2.9%)減少した。
(2)集落営農数を全国農業地域別にみると、東北が3,240と最も多く、次いで北陸が2,300、九州が2,233の順となっている。
法人では、北陸が1,294と最も多く、次いで東北が1,082、中国が933の順となって いる。集落営農に占める法人の割合をみると、北陸が56.3%と最も高く、次いで中国が44.7%、東海が40.3%の順となっている。
非法人では、東北が2,158と最も多く、次いで九州が1,414、近畿が1,301の順となっている。 - 集落営農を構成する農業集落数の状況
集落営農を構成する農業集落数別に集落営農数割合をみると、一つの農業集落で構成されている集落営農が71.9%と最も高く、次いで2集落が10.8%、3集落が5.7%の順となっている。
これを法人、非法人別にみると、2集落以上の各階層の集落営農数割合は、法人の集落営農が非法人の集落営農に比べ高くなっている。 - 集落営農を構成する農家数の状況
集落営農を構成する農家数別に集落営農数割合をみると、10~19戸で構成されている集落営農が26.6%と最も高く、次いで9戸以下が20.6%、20~29戸が18.6%の順となっている。
これを法人、非法人別にみると、構成農家数30戸以上の各階層の集落営農数割合は、法人の集落営農が非法人の集落営農に比べ高くなっている。 - 集落営農による農地の集積状況
農地の現況集積面積(経営耕地面積+農作業受託面積)の規模別に集落営農数割合をみると、10ha未満の集落営農が26.9%と最も高く、次いで10~20haが22.7%、30~50haが18.2%の順となっている。
これを法人、非法人別にみると、20ha以上の各階層の集落営農数割合は、法人の集落営農が非法人の集落営農に比べ高くなっている。 - 集落営農における活動内容(複数回答)
集落営農における具体的な活動内容を集落営農数割合でみると、「機械の共同所有・ 共同利用を行う」が89.2%と最も高く、次いで「農産物等の生産・販売を行う」が79.7%、「作付地の団地化など、集落内の土地利用調整を行う」が56.6%の順となっている。
なお、法人では「農産物等の生産・販売を行う」が99.1%と最も高くなっている。
お問合せ先
大臣官房統計部経営・構造統計課センサス統計室
担当者:農林漁業担い手統計班
代表:03-3502-8111(内線3666)
ダイヤルイン:03-6744-2247