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農林水産省

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第1節 食料自給率の向上と食料安全保障の確立に向けた取組


(開発途上国を中心に栄養不足人口は依然高水準)

他方、世界全体の栄養不足人口(*1)は、平成22(2010)年、10億人を下回ったものの依然として高水準となっています(図1−15)。このままの状態が継続すれば、平成12(2000)年の国連ミレニアム・サミットでまとめられた「平成27(2015)年までに飢餓に苦しむ人口の割合を平成2(1990)年比で半減させる」という目標の達成は厳しい状況にあります。

栄養不足人口を国・地域別(平成17(2005)?平成19(2007)年平均)にみると、インドで2億4千万人と最も多く、次いで中国で我が国人口と同程度の1億3千万人となっており、両国を含めたアジア・太平洋地域で5億8千万人と世界全体の6割を占めています。また、サブサハラ・アフリカ地域(*2)では2億4千万人となっていますが、この地域では総人口に占める栄養不足人口の割合は3割強を占める状況にあります。

なお、APEC(*3)域内の国・地域でみると、平成2(1990)年から平成18(2006)年までの間に栄養不足人口を24%減少させたものの、いまだに世界全体の栄養不足人口の4分の1を占めており、さらなる対策が必要とされています。


*1 FAOにおいて「食物から摂取する熱量が、軽労働に従事した際の一定の体格の維持を前提として、国や民族ごとに算出される基準値よりも低い状態にある人々の数」と定義されています。
*2 サブサハラ・アフリカ地域は、アフリカ大陸のうちサハラ砂漠以南の地域・国の総称
*3 APECは、Asia-Pacific Economic Cooperation(アジア太平洋経済協力)の略

図1-15 世界の栄養不足人口の推移(地域別)


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