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農林水産省

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第1節 食料自給率の向上と食料安全保障の確立に向けた取組


(中国等でも農産物貿易が拡大)

中国では、近年、電気機器、一般機械、衣類、家具等の輸出が拡大し、全体の貿易黒字が拡大しています(*1)(図1−16)。農産物の貿易に関しては、野菜、調理食品等の輸出が多い一方、国内需要の増大に伴い、油糧種子や動植物性油脂を中心に輸入額が増加し、年々純輸入額が増加しています。主な品目の輸入動向をみると、大豆の輸入量は、平成22(2010)年度には過去最高の5,700万tと世界全体の輸入量(9,600万t)の6割を占める見込みであり、中国は引き続き世界最大の大豆輸入国となっています(図1−17)。また、とうもろこしについては、平成21(2009)年産の不作による中国国内での価格高騰の影響もあり、平成21(2009)年度には130万t、平成22(2010)年度には150万tの輸入見込みとなっています。なお、輸入とうもろこしについては、近年、飼料用のみならず、甘味料の原料となる異性化糖(*2)用等に使われる割合が高くなっており(*3)、今後も食生活の変化に伴い、ふえていくものと考えられます。


*1 国連「Comtrade」
*2 とうもろこし、ばれいしょ、かんしょ等のでん粉を原料としてつくられるぶどう糖と果糖の混合液糖で、主に清涼飲料に使用されています。
*3 USDA「China Is Using More Corn for Industrial Products」(平成21(2009)年12月公表)

/j/wpaper/w_maff/h22_h/trend/part1/chap1/図1-16 中国の輸出入額の推移

図1-17 中国の大豆・とうもろこし輸入量等の推移

なお、インドでは、食生活の高度化を背景にパーム油等の植物性油脂類や豆類の輸入が増加する一方、米、大豆かす、とうもろこし等の輸出が増加しています(*4)。


*4 FAO「FAOSTAT」


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