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農林水産省

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(1)世界の食料等の需給動向 エ 我が国の農産物貿易の動向


(特定国への依存度が高い我が国の農産物輸入)

平成24(2012)年における我が国の農林水産物輸出額は、前年に比べて15億円(0.3%)減少し4,497億円、農林水産物輸入額は、前年に比べて1,474億円(1.8%)減少し7兆9,178億円となっています(*1)。この結果、農林水産物の貿易収支は、前年より1.9%減少して7兆4,681億円の輸入超過となりました。

このうち農産物の輸入額は5兆4,419億円となっていますが、主要農産物の輸入相手国・地域をみると、とうもろこし、小麦、大豆については、上位3か国でそれぞれ93.9%、99.8%、97.5%を占めるなど、少数の特定の国・地域への依存度が高くなっています(図2-1-12)。一方、平成24(2012)年は、米国における高温・乾燥による不作等の影響により、とうもろこしにおける米国の占める割合は前年に比べて14.6ポイント低下したのに対し、ブラジル、ウクライナはそれぞれ6.9ポイント、6.0ポイント上昇しています。


*1 財務省「貿易統計」を基に農林水産省で作成

(海外依存度が高まる我が国の農産物輸入)

主要国における農産物輸出入額の推移をみると、米国やEU加盟国においては輸入額と輸出額双方を増加させてきましたが、我が国は、輸入額が一方的に増加する傾向にあり、平成22(2010)年における農産物輸入額は538億ドルと米国、中国、ドイツに続く第4位にありますが、農産物輸出額が32億ドルと輸入額を大きく下回っています。このため、輸入額から輸出額を差し引いた農産物純輸入額は506億ドルとなっており、昭和59(1984)年以降、世界最大の農産物純輸入国となっています(図2-1-13)。

なお、近年、中国では国内需要の増大に伴い、大豆等の油糧種子や動植物性油脂を中心に輸入額が増加し、農産物純輸入額が急増しており、平成22(2010)年においては453億ドルと日本に次ぐ農産物純輸入国となっています。



我が国における農産物輸入額の上位を占める品目の推移をみると、昭和35(1960)年には食用として消費する小麦や油脂原料としての大豆、砂糖の原料となる粗糖が上位を占めていましたが、所得水準の上昇等に伴う食生活の多様化等が進み、畜産物の国内需要が拡大したことから、昭和45(1970)年には飼料用とうもろこしが最も上位を占め、グレーンソルガムも5位を占めています(表2-1-2)。平成2(1990)年以降は、食肉の需要が国内生産を上回って増加したことから、牛肉や豚肉等の畜産物の輸入が増えてきています。




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