このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

(2)食料消費構造の変化 エ 高齢者世帯における食料消費の動向


(単身や夫婦のみの高齢者世帯は増加傾向で推移)

65歳以上の高齢者がいる世帯数は増加傾向にあり、平成23(2011)年における世帯数は全世帯の4割を占め、この割合は増加傾向にあります(図2-3-17)。65歳以上の高齢者がいる世帯の内訳をみると、三世代世帯は減少傾向であるのに対し、単身世帯や夫婦のみの世帯は増加傾向にあります。


(高齢者世帯でも食の外部化が進行)

平成24(2012)年における食料支出の内訳を65歳以上の高齢者がいる世帯といない世帯とに分けて比較すると、65歳以上の高齢者がいる世帯は、いない世帯に比べて、米や魚介類、野菜・海藻、果物の支出額が多く、外食の支出額が少なくなっています(図2-3-18)。



また、二人以上の世帯における主要な食品の購入単価を世帯主の年齢階層別にみると、世帯主が50歳以上層の世帯において、食品の購入単価が相対的に高い傾向がうかがえます(表2-3-7)。特に、「めん類」、「生鮮肉」、「牛乳」、「卵」、「生鮮果物」、「油脂」については、世帯主が70歳以上の世帯が各世代を通じて最も高くなっています。



一方、65歳以上の高齢者がいる世帯における食料支出の内訳を昭和55(1980)年と平成22(2010)年で比較すると、平成22(2010)年における生鮮食品と加工食品の占める割合は、昭和55(1980)年の78%から10ポイント低下し68%となっています(図2-3-19)。他方、調理食品の割合は、昭和55(1980)年の6%から6ポイント上昇し12%となるとともに、外食支出の割合は、昭和55(1980)年の8%から3ポイント上昇し11%となっており、高齢者がいる世帯においても食の外部化が進行しています。


(高齢化に伴い食生活の健康志向が上昇)

日本政策金融公庫(以下「日本公庫」という。)が消費者を対象に行った調査によると、年齢層が高くなるほど普段の食生活において健康を意識する割合が高くなっており、60歳代、70歳代の層では94%に達しています(図2-3-20)。

また、加工食品を選ぶときのポイントとしては、「原材料の品質が優れているもの」、「栄養バランスが良いもの」、「味付けが薄いもの」等の品質や健康に関するものが高くなっています(図2-3-21)。また、「少量化されたもの」、「健康機能性が強化されたもの」、「やわらかいもの」については、20歳代~50歳代層に比べて回答割合が2倍以上になっています。





 ご意見及びアンケートについて

農林水産省では、皆さまにとってより一層わかりやすい白書の作成を目指しています。

白書をお読みいただいた皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。

アンケートはこちら


お問合せ先

大臣官房広報評価課情報分析室
代表:03-3502-8111(内線3260)
ダイヤルイン:03-3501-3883
FAX:03-6744-1526