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農林水産省

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(16)豚肉


(豚肉の生産量は僅かに増加)

豚肉の消費仕向量は、増加傾向で推移し、平成2(1990)年度の207万tから平成23(2011)年度の246万tに19%増加しています(図3-5-74)。

生産量については、平成2(1990)年度の154万tをピークに減少しましたが、平成23(2011)年度は128万tと平成12(2000)年度の126万tに比べて僅かに増加しています。

また、輸入量については、近年の需要の伸びに応じて増加傾向にあります。

 

(九州、関東・東山、東北が豚の主産地)

豚の飼養頭数の推移をみると、平成2(1990)年に1,182万頭まで増加しましたが、平成12(2000)年には981万頭まで減少し、以降は、980万頭程度で推移しています(図3-5-75)。

飼養頭数を地域別にみると、平成24(2012)年においては、九州が最も多く、次いで関東・東山、東北の順となっており、これら3つの地域で全体の75%を占めています。

 

(飼養戸数が減少する一方、規模拡大は進展)

豚の飼養戸数は、平成14(2002)年の10,000戸から平成24(2012)年の5,840戸に4,160戸減少(*1)しています。しかしながら、1戸当たりの飼養頭数は、平成14(2002)年の961頭から平成24(2012)年の1,667頭に増加(*2)しており、規模拡大の進展がうかがえます。

また、飼養頭数規模別にみると、平成24(2012)年においては、肥育豚2,000頭以上を飼養する層は、全国の飼養戸数の17%となっていますが、飼養頭数では66%を占めていることから、依然として中小規模経営も存在するものの、大規模経営への集約が進んでいることがうかがえます(図3-5-76)。


*1、2 農林水産省「畜産統計」

(飼料価格等の上昇により農業経営費が増加)

養豚経営(養豚部門)における農業粗収益の推移をみると、豚肉価格の上昇に伴い、平成16(2004)年の3万4千円/頭から平成20(2008)年には4万円/頭まで増加しましたが、その後は3万3千円/頭から3万4千円/頭で推移しています(図3-5-77)。一方、農業経営費は飼料費の増加等により、平成16(2004)年の2万7千円/頭から平成23(2011)年の3万1千円/頭に増加しています。この結果、農業所得は、平成16(2004)年の7,000円/頭から平成23(2011)年の3,500円/頭に減少しています。

養豚経営の安定を図るため、収益性が悪化した際に生産者と国との積立金から補填する養豚経営安定対策を措置しています。平成25(2013)年度からは、生産コストが変動した場合にも対応できるよう、四半期終了時に粗収益と生産コストの差額を計算する方式に変更することとしています。

 


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