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農林水産省

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(17)鶏肉


(鶏肉の生産量は増加傾向)

鶏肉の消費仕向量は、増加傾向で推移しており、平成2(1990)年度の168万tから平成23(2011)年の210万tに25%増加しています(図3-5-78)。特に、平成20(2008)年以降は、景気の低迷による牛肉や豚肉からの需要のシフト等により増加しています。

生産量についても、近年、増加傾向で推移しており、平成12年度の120万tから平成23(2011)年度の138万tになっています。

また、輸入量については、平成23(2011)年は東日本大震災等の影響により生産量が減少したため増加しています。

 

(九州と東北がブロイラーの主産地)

ブロイラーの飼養羽数の推移をみると、平成2(1990)年に1億5千万羽まで増加しましたが、輸入鶏肉との競合等により平成12(2000)年には1億1千万羽まで減少し、その後は1億羽から1億1千万羽の間で推移しています(図3-5-79)。

飼養羽数の推移を地域別にみると、昭和54(1979)年から平成2(1990)年にかけて、九州では4,700万羽から7,100万羽に増加しましたが、平成12(2000)年以降は5,000万羽程度で推移しています。平成21(2009)年の飼養羽数に占める割合は、九州、東北がそれぞれ46%、23%となっており、両地域で全国の7割を占めています。

 

(出荷戸数が減少する一方、規模拡大は進展)

ブロイラーの出荷戸数は、平成10(1998)年の3,768戸から平成20(2008)年の2,925戸に843戸減少(*1)しています。しかしながら、1戸当たりの出荷羽数は、平成10(1998)年の15万2千羽から平成20(2008)年の21万5千羽に増加(*2)しており、規模拡大の進展がうかがえます。

また、出荷羽数規模別にみると、平成20(2008)年においては、10万羽以上の層が、出荷戸数の64%、出荷羽数の92%を占めており、主に比較的大規模な階層によって生産が担われていることがうかがえます(図3-5-80)。


*1、2 農林水産省「畜産物流通統計」

(飼料価格等の上昇により農業経営費が増加)

ブロイラー養鶏経営(ブロイラー養鶏部門)における農業粗収益の推移をみると、鶏肉価格の上昇に伴い、平成16(2004)年の4万6千円/千羽から平成20(2008)年の5万3千円/千羽まで増加し、その後は4万9千円/千羽から5万円/千羽で推移しています(図3-5-81)。一方、農業経営費は飼料費等の増加に伴い、平成16(2004)年の4万2千円/千羽から平成23(2011)年の4万6千円/千羽に増加しました。この結果、農業所得は、平成16(2004)年の3万6千円/千羽から平成23(2011)年の2万6千円/千羽に減少しています。

 


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